「美魔女菌のある人とない人の顔を比べました、みたいな画像を見たけど、衝撃的だったよ」
エクオールを作れない人は、顔の骨密度も低下して張りがなく、作れる人に比べてめっきり老け込んでいたとか。「えー、やだー!」とか、キャッキャと返送準備をしていると、編集長(52)もやってきた。
「実は私、この検査をしたことあるの。レベル4で十分な美魔女菌ありました。オーホッホ」
やってたんかい! 自分の持ち物ながら、どんなメンバーがいるか想像もつかないのが腸内細菌。その見える化に、みんな興味津々らしい。
そうしてドキドキで受け取った測定結果。そっと開いてみると「つくれていますが、あまり数値は高くありません」のレベル3だった。ふー。ぎっりぎり。一方、一緒に受けたデスクはレベル2で「つくれていない人」入り。目に見えない美魔女菌カーストで、人間関係にヒビが入ることを懸念して、
「大豆製品やエクオールのサプリで補えば大丈夫」
とアドバイスすると、
「いいの。私は高いコスメで取り戻すから」
やる気も十分若いみたいで。(ライター・福光恵)
※AERA 2017年4月24日号