小島慶子「『主人』は良妻プレイのゲスいマウンティング?」 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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小島慶子「『主人』は良妻プレイのゲスいマウンティング?」

連載「幸複のススメ!」

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小島慶子AERA#小島慶子
小島慶子(こじま・けいこ)/タレント、エッセイスト。1972年生まれ。家族のいるオーストラリアと日本との往復の日々。オーストラリア行きを決断した顛末を語った新刊『これからの家族の話をしよう~わたしの場合』(海竜社)が発売中

小島慶子(こじま・けいこ)/タレント、エッセイスト。1972年生まれ。家族のいるオーストラリアと日本との往復の日々。オーストラリア行きを決断した顛末を語った新刊『これからの家族の話をしよう~わたしの場合』(海竜社)が発売中

 タレントでエッセイストの小島慶子さんが「AERA」で連載する「幸複のススメ!」をお届けします。多くの原稿を抱え、夫と息子たちが住むオーストラリアと、仕事のある日本とを往復する小島さん。日々の暮らしの中から生まれる思いを綴ります。

*  *  *
「主人」という言葉が話題です。もう2017年なんだし、使うのやめようよ、という意見には同感。でも私、使ったこと、あります。

 新婚の頃は、母がそうしていたように夫のことを「主人」と呼んだり、お歳暮のお礼状の最後に夫の名前を書き、横に「内」とつけたりするのがいかにも既婚者プレイって感じで新鮮でした。

「主人」は女性の立場を貶める呼称だから使うべきでないという意見には納得していたのですが、コスプレとしてやってみたかったのですね。やがて自分の気持ちに気づきました。「どう? 気が強くて、男性と対等に仕事をしている私だけど、こんな“できた妻”でもあるのよ。ますます優秀でしょ」という本音に。

 当時私は「夫よりも私のほうが大きな会社に勤めているし、社会的な知名度も高いけれど、ちゃんと男性を立てることができるなんて、好感度高いよねー」と思っていました。


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