女性の就業率が高い国=出生率高い? 海外の例から見えたこと (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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女性の就業率が高い国=出生率高い? 海外の例から見えたこと

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女性の働く割合が多いほど出生率も高い傾向がある(※イメージ)

女性の働く割合が多いほど出生率も高い傾向がある(※イメージ)

 だが、今の日本では、家庭内の無償労働を女性が男性の4.9倍も担っている。総務省の「社会生活基本調査」(11年)によると、6歳未満の子どもがいる世帯の男性が家事・育児にかける時間は一日平均1時間程度。これは出生率の高いスウェーデンや、男性の育児参加を進めて出生率が回復基調にあるドイツの3分の1程度しかない。

 男性の家庭進出が進まない元凶が長時間労働。しかもこれは、フルタイムで働きたい女性の社会進出を阻んでいる。

「男性は仕事、女性は家庭」という価値観をもとにした働き方や、税・社会保障制度を改め、介護や育児は社会で支えて共働き世帯をバックアップしないと、少子高齢化の流れに歯止めはかけられない。(アエラ編集部)

AERA 2016年5月30日号より抜粋


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