スマホ全盛期に「写ルンです」人気復活 「iPhoneより軽い」が魅力? (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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スマホ全盛期に「写ルンです」人気復活 「iPhoneより軽い」が魅力?

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今年で30周年を迎えるレンズ付きフィルムの「写ルンです」。4月8日にはアニバーサリーキットも発売された(撮影/重野マコト)

今年で30周年を迎えるレンズ付きフィルムの「写ルンです」。4月8日にはアニバーサリーキットも発売された(撮影/重野マコト)

発売当時には生まれていなかった若いデジタル世代が注目している(撮影/重野マコト)

発売当時には生まれていなかった若いデジタル世代が注目している(撮影/重野マコト)

 それが最近、再び注目を集めている。きっかけの一つは、若手写真家の奥山由之さん(25)が「写ルンです」での撮影を公言したこと。フィルムの魅力にハマる同世代の若者も増えた。

 アナログの「写ルンです」ブームの追い風をつくるのに、SNSも一役買っている。実際ツイッターやインスタグラムなどでは、「#写ルンです」のタグ付けをして投稿するユーザーも多い。インスタグラムには4月5日の時点で、このタグ付けがされた写真が約3万2千件も投稿されている。フィルム撮影した写真をデータ化し、インスタグラムに掲載。その質感の違いが「いい感じ」となって、写真好きの若者たちに広がっていったようだ。

 写真家の山本春花さん(29)は魅力についてこう語る。

「一番は軽さですね。ポケットにスッと入って、持ち運びに便利なんです。ただ押すだけという操作性のシンプルさもいい。フィルム交換もなく、買ってすぐ撮影できるのも魅力ですね」

 レンズがプラスチック製ということもあり、重さは90グラム(27 枚撮り)。iPhone6sは143グラムあり、スマホの3分の2ほどの重さしかない。加えて、こんな指摘も。

「デジタルだと写りすぎるし、綺麗すぎてちょっと違うと思う若い子も多い。たぶんフィルムの粗さとか曖昧さみたいな質感が好みなんです」(山本さん)

(ライター・重野マコト)

AERA  2016年4月25日号より抜粋


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