相棒 season14 クリアファイルAmazonで購入する
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 毎年10月から3月まで放送される「相棒」。1話完結のスリリングなストーリーと人間ドラマで、大人の鑑賞に堪えうる貴重な作品だ。今シーズンは4代目の新相棒登場にファンは沸いた。シーズン後半戦を迎えるにあたり、メインキャストの2人に聞いた。

──反町さんが相棒になられて3カ月たちましたが、どんな反響や変化がありました?

水谷豊:大人同士のやりとりが楽しめると言われました。前は親子ほど年が違ったので(笑)。

反町隆史:街で「『相棒』見てます」と声をかけられます。ドラマに活気がない時代、珍しい作品だと思います。

水谷:亘はこれまでの「相棒」と違って法務省から来たお客さんですから、右京が野放しにしてもいい。そこが面白い関係性です。なにせ、警察官なら誰でも怖がる刑事部長が怖くないんですから(笑)。

──これまでの反町さんのお芝居で、印象深かったところは?

水谷:第1話の、特命係で事件について長話をするシーンで、2人の関係性が見えた気がします。亘もソリ(反町)も、乗せ上手で、乗り上手なんです(笑)。

反町:いえいえ(笑)。ただ、水谷さんが明るく気さくに接してくださるので、僕自身が乗ってできるということはあると思います。僕も水谷さんの年代になったときに、こういうふうにしないとなと思いました。

水谷:ソリは物知りだよね。「知らない」と絶対言わない。僕はこんな物知りは石坂浩二さん(甲斐峯秋役)しか知りません。

反町:嘘も多いんですが(笑)。

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