黒板を付箋で埋め尽くし…会社の「民主化」が生んだヒット商品 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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黒板を付箋で埋め尽くし…会社の「民主化」が生んだヒット商品

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企業における民主主義とは何か?(写真はイメージ)

企業における民主主義とは何か?(写真はイメージ)

 この会議の初日。黒板は付箋で埋まった。

「1枚しかない意見も大切にして、思いをぶつけ合いました」

 この会議に中部圏統括支社長として出席した、現ワイン営業部長の池田浩明さんは振り返る。

 企業における民主主義とは何か。池田さんは、こう答えた。

「真実を言い、相手の言ったこともきちんと聞くことです」

 わずか3日間の会議だったが、これを境に通常の営業戦略会議も劇的に変化。歯に衣着せず本音で語るようになったという。

「民主化」の結果は数字にも表れた。15年3月、同社は若者向け低アルコールの「ギュギュッと搾ったサングリア」を発売。若者向けの商品が不足しているという意見から出た企画が大ヒット。その後、このシリーズで新商品も発売した。自由に意見を言い合うことで、機動力が増し、消費者ニーズにすぐに応える商品化ができたのだ。

AERA 2015年12月28日―2016年1月4日合併号より抜粋


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