「一人っ子」は「小皇帝」? 育てるうえでのポイントは

AERA#出産と子育て
“一人っ子政策”を進めてきた中国では、親の愛情や金銭を独占して育てられた一人っ子は「小皇帝」などと揶揄される。甘やかされ、「小さな皇帝」のように振る舞うからだ。

 少子化が進む日本でも、いま一人っ子は増えている。わがままと揶揄されたり、過剰に束縛されたりする一人っ子だが、今後ますます増加する傾向にあるのは間違いない。国立社会保障・人口問題研究所が、結婚持続期間15~19年の夫婦を対象に行った調査によると、1977年の調査では一人っ子は11%だが、2010年には約16%に。少子化が進むにつれて、この割合はさらに増加するだろう。果たして、一人っ子はどう育てたらいいのだろうか。

 自らも一人っ子の女性(52)は、娘(17)も一人っ子。夫の姉にも子どもはおらず、娘は4人の祖父母から見て唯一の孫だ。

 学校の成績から習い事の発表会まで、一挙手一投足が親戚中の大人に注目される。祖母が病気になったときも「孫の七五三までに治したい」。祖父母は孫の成人式まで生きているのが人生の目標だ。娘は時折、「プレッシャーだなあ」とこぼす。祖父母が娘にお小遣いをあげているところを見ると、女性は「ちょっと多いわよ」と半額返すこともある。

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