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 実写映画「進撃の巨人」でエレン役を務めた三浦春馬さんとミカサ役の水原希子さんが、公開を前に魅力を語る。2人が感じた「壁」と「巨人」に込められた意味は……。

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水原希子さん:この映画の見どころは、何といっても巨人と戦うために立体機動装置という武器を装着して、ワイヤでつって縦横無尽に空を飛ぶアクションです。ただ、これを演じるなら体をつくらなきゃと思い、オファーがあった瞬間から、クランクインまでの2カ月間、トレーニングをしました。まず、体を柔らかくしようと思って、整体に行ったり半身浴をしたり。同時にパーソナルトレーナーについてもらい、みっちり鍛えました。

 とくに立体機動装置は腰につけるので、腰回りは集中的に鍛えました。ミカサって腹筋が割れているので、私もムキムキにしたかったのですが、時間が足りませんでした(笑)。

三浦春馬さん:希子ちゃんは、アクションシーンはすごく一生懸命やっているし、できないと「もう一回お願いします!」って、何度も繰り返してました。その姿を見ていて、なんて努力家で、負けず嫌いなんだろう、と感じていました。

水原:三浦さんは、いつもエレンや作品について真剣に考えてらっしゃって、ものすごく真面目でストイック。私が必死で頑張って、やっとできるようになったアクションも、余裕ですぐできちゃったので、超ショックでした(笑)。

三浦:本当、希子ちゃんは強さだけでなく、美しさも出さないといけないんで、大変だったと思います。

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