氷上に戻った浅田真央 コメントにみる「冷静さ」 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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氷上に戻った浅田真央 コメントにみる「冷静さ」

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演技を終えた浅田真央は、「しばらく皆さんの前で滑っていなかったことで緊張はありましたが、無事にショー初日を終えてホッとしています」と話した (c)朝日新聞社 

演技を終えた浅田真央は、「しばらく皆さんの前で滑っていなかったことで緊張はありましたが、無事にショー初日を終えてホッとしています」と話した (c)朝日新聞社 

 そして迎えたショー本番。周囲は「昨季のレベル」にどれくらい近づいているのかと注目し、5月の「ショーで今季のショートを滑るかも」という言葉の実現を期待したが、浅田が披露したのはエキシビション2曲。新たな魅力にあふれたものの、ジャンプは得意の3回転とダブルアクセルのみ。試合に向けた難度の高いジャンプを見せることはなかった。

「まだ昨季の状態ではありませんが、練習を積み重ねて自分の力が戻ってきている実感はあります。ジャパンオープンはフリーのみなので、ショートはまだ練習を再開していません」と説明し、記者の「例年より注目度が高い」という声も、「滑ってみて、去年と何かが違うとか変わったことはないです」とかわした。ヒートアップする周囲を横目に、浅田自身は冷静。

 これまで浅田は、シーズン前半で本調子でなくても、後半にはピークを合わせてきた。 復帰に向けて相談相手になった伊藤みどりは言う。

「新たな気持ちで真央ちゃんなりの目標を達成してほしい。10月はまだ勝負じゃない。12月の全日本選手権や来年3月の世界選手権に向けて、『持っていき方』は真央ちゃんのペースでいい。それを忘れないで」

 浅田自身も、こう話した。

「いま大事なのは平常心。8月、9月が重要な時期になると思うので、毎日自分がやるべきことをやって、いつも通りという気持ちを心がけていきたい」

 心を落ち着けて、見守りたい。

AERA 2015年8月3日号より抜粋


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