マツコの毒舌に「ルール」 絶妙フォローで現場は虜 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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マツコの毒舌に「ルール」 絶妙フォローで現場は虜

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カメラが回っていないところでも… 

カメラが回っていないところでも… 

デラックスじゃない

マツコ デラックス著

978-4575306903

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 その姿をテレビで見ない日はない。いま売れに売れているマツコ・デラックス。叱った後には絶妙なフォロー。近くで働く人たちは、みな虜になる。

「最後まで、よく頑張ったわね」

 その一言に、ぐっときた。TBSのスタジオで行われた「マツコの知らない世界」の収録直後のことだ。ねぎらいの言葉をかけてくれたのはマツコ・デラックスさん。心をもっていかれたのは、3月24日に放送済みの「セブン-イレブンの世界」に出演した記者、私である。

 記者がテレビカメラの前で数時間でも「仕事をする」というのは、かなりのストレスだった。そのあとの一言なのである。垣間見えた彼女のやさしさに、なぜ番組スタッフたちが「マツコさんのために」と、汗をかき働くのか、合点がいった。収録前はマツコさんてコワイのかなと思っていたが、逆だった。みんな彼女を慕っている。

「毒舌って、ウソを言わないってことでしょう。マツコさんはビジュアルこそ作っているけど、心は飾らない、むき出しの人。それに仕事は基本、任せてくれる。だから、みんな奮い立つ。彼女は“座長”なんですよ」と、同番組総合演出の坂田栄治さん(39)。「ウソをつかない」「仕事を任せる」。これが、世の管理職もまねしたい部下の心を掴むポイントのようだ。

 しかも、どうやらマツコさんの毒舌の裏には、ルールがあるらしい。まず「立場の弱い人にこそ気を配る」。電通社員のAさんは、スタジオ内でマツコさんにこう怒鳴られた。

「おい、電通。あんた邪魔よ。照明さんが通れないじゃないのっ」

 助け船を出された形の照明さんはさぞ、うれしかったことだろう。それだけじゃなかった。

「私が電通社員だと覚えていてくれたなんて」(Aさん)


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