卓球「稼げるスポーツ」に 躍進の立役者は (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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卓球「稼げるスポーツ」に 躍進の立役者は

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 どん底を味わったのが、代表監督最後の2001年世界選手権大阪大会。男子団体が史上最低タイの13位に終わり、その時に強化育成を担っていた数人が集まった席で聞いた、宮崎義仁さん(現2020ターゲットエイジ育成・強化プロジェクトコーディネーター)らの言葉がターニングポイントになった。

「小学生から(強化を)やらなければダメだ」

 当時は各年代とも、国際大会の前に選手を集める程度の強化しかできていなかった。

「1秒間に150回転する球を自在に打ち返せる高度な感覚は、小さい時から養わなければ世界に追いつけない。何万回と打ってきた高校生の(クセのある)フォームを変えるのは難しい、と訴えました」(宮崎さん)

 02年に小学生のナショナルチームを創設。日本代表を頂点とするピラミッド型の育成システムを目指した。当時、プロ化からちょうど10年を迎えていたサッカーを参考にした。

「例えば、五輪団体戦を戦う選手は3人かもしれないが、その3人が成長するには大勢のライバルが必要になる。裾野を厚くするのは良い指導者なんです」(前原さん)

AERA 2015年2月9日号より抜粋


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