駅弁×ワイン 選ぶポイントは「弁当の色」

AERA#新幹線#鉄道
ソムリエ・料理評論家 田崎真也さん(56)1958年、東京生まれ。83年、全国ソムリエ最高技術賞コンクール優勝。95年の第8回世界最優秀ソムリエコンクールで日本人として初めて優勝する。2010年国際ソムリエ協会会長に就任(写真:本人提供)
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ソムリエ・料理評論家 田崎真也さん(...

 新幹線の楽しみのひとつは、車内のお弁当。一緒にお酒を飲むとしたら圧倒的にビールが多いだろうが、ワインも実はお弁当によく合う。

 最近は、駅のキヨスクや新幹線の車内販売でも、小さなサイズのワインを販売していることも少なくない。構内にある売店「駅ナカ」にはワイン専門店もあり、多様なワインを手軽に購入することができる。

 しかし、どのようなワインを選べばよいものか。熱海市在住で、新幹線を利用する機会が多いソムリエの田崎真也氏は、こうアドバイスする。

「大雑把に言って、全体が白っぽい色合いのお弁当であれば白ワイン、焦げ茶色っぽい色合いであれば赤ワインが合います。そして、その中間のきつね色のような色合いのお弁当の場合は、ロゼワインがおすすめです」

 たとえば、横浜のシウマイ弁当、京都の鯖寿司には白ワイン。浜松のうなぎ、名古屋のみそカツには赤ワイン。鶏の空揚げやエビのチリソースは、ロゼワインとの相性がいいそうだ。幕の内弁当のように、さまざまな色合いのおかずがそろっている場合でも、全体の印象で白系が多いか、茶系が多いかで判断すればいい。

 弁当ではなく簡単なつまみを合わせたい場合、意外にも京都をはじめとする沿線各地のお漬物がいいと田崎氏は言う。

「漬物は乳酸発酵していますが、白ワインの一部と赤ワインは乳酸と大変関連が深いのです。白や緑色っぽいお漬物には白ワイン、しば漬けなどには赤ワインが合います」

AERA 2014年10月6日号より抜粋

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