ネット上のサービスや仕組みを利用して副業を始める人が増えている。気軽にスキルや知識を売り買いできるマッチングサイトは、副業の強い味方だ。
例えば、「ココナラ」。「似顔絵描きます」から「恋の悩みの相談に乗ります」まで、自分の得意としていることをワンコイン500円から、気軽に売ったり買ったりできる。
専門的なスキルがあれば、マンツーマンのプライベートコーチ紹介サイト「Cyta.jp」で、レッスン講師に応募してみては。マンツーマンだけに生徒とレッスン時間を合わせやすく、仕事をしながら「小遣い稼ぎ」するにはもってこいだ。
何のスキルもありません、というあなたなら、身の回りの使わない「モノ」を売るのが手っ取り早い。アエラ編集部は最近、社内でマイナー引っ越しをしたばかり。その際、部員から私物の不用品を集め、実際にオークションで売ってみた。
まずは、最新の出品傾向と「落札してもらうためのコツ」を、オークション、ショッピング比較検索サイト「オークファン」広報担当者に教えていただく。オークションサイトは数あるが、今の狙い目は老舗の「ヤフオク!」だという。
「以前のヤフオク!は、月10回以上出品すると手数料などがかかっていました。現在はそれが無料。出品数、落札数が多く、ネット上にはノウハウも数多くアップされているので、初心者でも挑戦しやすいと思います」
売れ筋は何といっても、iPhoneやiPadなどのアップル製品。中古のiPhone5sでも3万円の値がつくことがあるほどの、「鉄板」人気商品となっている。
※AERA 2014年9月22日号より抜粋