仮想博物館もつくる? 青山学院大の斬新な取り組み

 多くの大学で新学部をつくる動きが進んでいる。青山学院大学にも、斬新な学部が設立された。

文化や芸術をプロデュースする学部として誕生したのが、青山学院大学の総合文化政策学部。

「既存の学問分野に依存せず、創造したものを実現させるための手段を広く学ぶことが狙い」(堀内正博学部長)

 核となるのが、ラボ・アトリエ実習と呼ばれる実践型の授業。拠点となる青山コミュニティラボ(ACL)での作業のほか、外部組織と共同で行うプログラムも進行している。

「たとえばフェアトレードの運営は、実施するだけでなく、不平等が起こる背景、持続させるための経営手法など、学問的な見地も学びます」(堀内学部長)

 英語での発信も視野に入れ、1年次には週に6コマ履修して集中的に学ぶ。教員は全員ネイティブで、日本研究を専門としている人も多い。

「外国人の目から見た日本文化を知ることで、日本についての新しい視点を持つことができる」(堀内学部長)

 学生に仮想博物館を造らせ、英語でプレゼンする授業も。おせち、バブル経済など、ユニークなミュージアムが提案された。

 広告会社アサツー ディ・ケイ人材開発室の金澤直也室長は言う。

「求めるのは、問題に直面しても逃げないタフな学生。同学部の学生もその資質があり、多方面な角度からアイデアを出そうという姿勢が感じられる」

AERA  2014年6月16日号より抜粋

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