ワーママ受験術「つかず離れず」がカギ

 子どもの勉強を十分にみてやれない。働く母親ならきっと感じる悩みだろう。でも、ビジネスで培ったスキルや工夫で、合格を勝ち取った母親たちがいる。

 仕事のペースを崩さず、合格させた母親のケースもある。攻玉社中学(品川区)に長男が入学した女性(47)は、出版社の管理職だ。

 弁当を持参する必要がなく、残業などで迎えに行けない夜にタクシーで帰宅できる距離の塾を選んだ。塾の先生とのコミュニケーションは、頻繁に電話することで密に。また出勤前の朝に、その日にやることを具体的に指示。それをチェックできる母子連絡帳を作った。それでも自宅で勉強を見守る時間は全くない。そこで親代わりになったのが、家庭教師だ。

「信頼できたのは基礎の基礎から教えてくれて“できるふり”を見抜ける先生でした」

 親がやるべきことを「外注」したことで、成績アップと合格を手に入れた。

 練馬区の女性(44)は、男子御三家といわれる武蔵中学(練馬区)に長男が合格した。

「勉強に関しては、言わなくても自分でやっていました。ただ三つ年上の姉に比べかなり甘えん坊だったとは思います」

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