「恋人作りたいが、可能か」 名古屋暴走容疑者ネットの顔 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「恋人作りたいが、可能か」 名古屋暴走容疑者ネットの顔

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大野木容疑者によるとみられる投稿サイトの書き込み。<誰にも心を開けず><何も渇望がない。期待がない>という文字からは、疎外感が色濃くにじむ(撮影/写真部・岡田晃奈)

大野木容疑者によるとみられる投稿サイトの書き込み。<誰にも心を開けず><何も渇望がない。期待がない>という文字からは、疎外感が色濃くにじむ(撮影/写真部・岡田晃奈)

<僕にできる仕事はありますか。元気や意欲やエネルギーはなく、覇気がないと近所でからかわれています。コンビニはチャレンジしましたけど、女上司に嫌われてました。なので悲しくなって辞めました。男同士でつるんでやるタイプのは、難しいです。自分が目を伏せてきたものが露呈するからです>

<恋人を作りたいんだが、可能かどうか。毎日涙が止まらず気分がつらい。誰かの前で素直になりたい。男との交流は基本的にない。女性との交流はあるが、いずれもキャバ嬢か風俗嬢だ。本当の意味では相手にされてない。悲しいが納得してる。ただ確実に人間不信にはなった>

 報道などによると、大野木容疑者は祖母、両親、弟の5人家族だが、昨年5月ごろから家族は別の場所で暮らすようになった。父は愛知県警本部の警視で、母は薬剤師、弟も警官という。

 一方、大野木容疑者とみられる投稿者は、就職活動に失敗し、警備員や工場作業員などの仕事を転々としたが長続きせず、<誰も僕の肩を持ってくれません><子持ちのキャバ嬢にメールするだけの日々です>と、孤立感を深めていく。親の期待に応えられないやるせなさや、理想の自分と現実とのギャップへの焦燥感が読み取れる。

AERA 2014年3月10日号より抜粋


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