公立中高一貫校の「適性検査」 対策は「しゃべること」?

AERA#大学入試
 首都圏で公立中高一貫校が初めて登場して11年。今では19校に増え、難関大への合格実績をあげている。どうすれば合格できる? 傾向と対策を教えます。

 公立中高一貫校の受験で関門となるのが「適性検査」。学校教育法施行規則で、公立中高一貫校は学力検査を行ってはいけないため、代わりに導入された。栄光ゼミナール広報室の山中亨課長は、私立の問題との違いについて説明する。

「私立は教科別、公立は教科横断型という点が一番大きい」

 東京都の場合、適性検査が1、2の2種類、学校によっては1~3の3種類ある。必ず出題されるのが作文問題だ。例文を載せ、その文章に関連した自分の意見を記述させる。グラフや表を使った社会科系の資料問題もよく出る。その中で記述や計算を求めることがあり、まさに教科横断型の典型といえる。最近は図形や場合の数など、思考力をみる理系問題も増えてきた。山中氏は対策として、日常の会話が大切と指摘する。

「今の子どもは会話がひと言で終わってしまう。ふだんの会話から、意識してきちんとした文章でしゃべらせること」

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