イケメン指導者と一緒 初回は無料レッスンCyta.jpプライベートコーチ約170種の講座があるサイト「Cyta.jp」で、ランニングのページヘ。厳選されたランニングのコーチが数多く登録されている。今回の村上コーチは現在、学校で鍼灸などを勉強中。ケガ防止の知識なども豊富だ(撮影/高井正彦)
イケメン指導者と一緒 初回は無料レッスン
Cyta.jpプライベートコーチ
約170種の講座があるサイト「Cyta.jp」で、ランニングのページヘ。厳選されたランニングのコーチが数多く登録されている。今回の村上コーチは現在、学校で鍼灸などを勉強中。ケガ防止の知識なども豊富だ(撮影/高井正彦)

 ランニングブームが続いているが、初心者にとって、孤独に走り続けるのはなかなか辛いもの。そんな人のために、新たなサービスが生まれている。記者が体験してみた。

向かったのは、JR原宿駅。朝6時、あたりは真っ暗な改札口で待っていてくれる人がいた。ランニングのプライベートコーチ、村上勇太さん(31)だ。

プライベートコーチ――どことなくラグジュアリーな響きだが、今の時代、意外と気軽に頼める。プライベートコーチのマッチングサイト「Cyta.jp」にアクセスし、そこで見つけたのが、村上さんだった。

 サイトで気に入ったランニングのコーチを見つけ、まずは初回の無料レッスンでお試し。気に入れば、回数を決めて、本格的なレッスンが始まる。コーチのチェンジも可能で、何人試しても、初回は無料だという。まずはランニング歴などを申告し、まだ暗い代々木公園を一緒に走りだした。

「腕の振り方は、太鼓を叩くように。これで走りのリズムを取るといいですよ」

 そんなコツを教えてもらいながら、2キロほど走ったところで、コーチからアドバイス。

「シューズの音を聞くところ、走りのリズムはいいですね。ただし、右足の着地が外側に行きがちなので気をつけましょう」

 そういえば、筋肉痛が出るのは、いつも決まって右足。なるほど、そんな走りのクセがあったのか。ほかにも、今の自分にとって最も良いランニングのペースなども教えてもらい、何となく100キロくらい軽く走れそうな気になった。

 スポーツ精神に反するけれど、何より孤独なランに、屈強な男子がつきあってくれるというのもステキ。正式レッスンは60分で4800円。もちろん、申し込むつもりです。

AERA  2014年2月24日号より抜粋