「芸能界から消えそうな感じムンムン」な人たち 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)
猫特集

AERA dot.

「芸能界から消えそうな感じムンムン」な人たち

業界コンフィデンシャル 松本佳子

このエントリーをはてなブックマークに追加
芸能ライター・松本佳子AERA
ゴールデンボンバー(撮影/写真部・外山俊樹)

ゴールデンボンバー(撮影/写真部・外山俊樹)

 4年前にオーディション番組に出場したことで一躍人気歌手となり、長年の夢がかなった“天使の歌声”をもつスーザン・ボイルさん(51)。野暮ったいおばさんが一晩でシンデレラになったわけだが、ボイルさんは最近、1回70ポンド(約1万円)の足のネイルに毎週通っているそうだ。ちなみに推定資産は2200万ポンド(約32億円)。手にした大金について聞かれたボイルさんは、「気分は悪くないわ。でもいまはちょっと持ちすぎているわね」だそう。以前から言っていたが、欲しいのは恋人。使い切れないほどのお金は手にしたが、いまだに恋人は見つかっていない様子。うらやましいような、あまりうらやましくないような…。

 そんなボイルさんが2009年にゲスト出演した「紅白歌合戦」に昨年初出場したのが、楽器を演奏しない4人組エアバンドでおなじみ、金爆ことゴールデンボンバー。「紅白」効果で現在はCDの売れ行きも好調、CMやテレビにもひっぱりだこだという。

「紅白」に出場するとギャラが1ケタ変わると言われるが、彼らはいまだにインディーズレーベルのまま。理由は、リーダーでボーカルの鬼龍院翔さん(28)曰く、「そのほうが儲かるらしいです」。インディーズのほうがレコード会社を通さないし、スタッフが少ない分、分配されるお金が多いそうな。現実的だ。

 また、収入は猛烈にアップしているハズだが、「怖くて、バッと使えない」そう。また、「ボクらも今の状況おかしいと気づいてるんで。(芸能界から)消えそうな感じムンムンしてるんで…貯金ですね」と、不安定な将来を見越して無駄遣いはしないという。80年代生まれの若者を代表するような極めて堅実な金銭感覚だ(私たちバブル世代が20代のころ、「貯金」なんて言葉は辞書になかったぞ、と言うと、だからツケが回ってきてるんだとよく怒られます)。

 同じ「紅白」出場者で、同じ歌手であるが、かたや毎週足のネイルに1万円。かたや無駄遣いせず貯金、って…比較する意味はまったくなかったな。おまけに、どっちも夢があるようでないような話で…なんか、すまん。

AERA 2013年3月11日号


トップにもどる AERA記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい