「ママ友同士のトラブルは、あちこちで起きています。自分がいつ何をされるかもわからないので、困っているママを助けることもできない」

 アエラが報じた都内の公立小学校での「『ママ友』会合に禁止令」(10月15日号)に、多くの反響が届いた。ニュースを引用したツイッターやフェイスブックでの発言は、公開されているだけで約5400件(12日正午現在)にのぼる。

 その一人、ママ友からの嫌がらせに悩む都内の女性によると、子どもの習い事教室でも母親間のトラブルに目を光らせ、防止策を取っているという。

 女性の子どもは小学生。水泳教室に同じ学校の友だちが通っていた。

「コーチがうちの子を可愛がってくれていて。それをねたんだのか、私とコーチの男女関係を噂されてしまいました」

 学校で目立つとママ友から親子そろって仲間外れにされたり、濡れ衣を着せられたりするため、子どもには「何も自慢しないように」「とにかく目立たずに」と言い聞かせていた。笑顔がいけないのかと考え、わざと退屈そうにふるまったこともある。

 それでも水泳教室で変な目で見られ、やめた。

「誰と誰が何を言ったのかはっきりとはわからないし、法に触れない範囲で終わらせる。その場にいたら話を合わせなきゃいけないし。うちの子が水泳教室をやめた後は、コーチと母親がおしゃべりする時間は少なくなり、施設を早めに閉めるようになったそうです」

 女性は一時、人間不信に陥った。今回の「禁止令」報道をきっかけに、いま親同士の関係に異変が起きていることを多くの人に知ってほしいという。

AERA 2012年10月22日号