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『ひふみ マネー対談』藤野英人×馬渕磨理子

取材・文/安住拓哉 デザイン/鍋田哲平 ウェブデザイン/ヨネダ商店 撮影/加藤夏子(朝日新聞出版写真映像部)
制作/朝日新聞出版メディアプロデュース部ブランドスタジオ 企画/AERA dot. ADセクション

ひふみ投信は設定来リターン453%。長期投資って、素晴らしい ※2022年8月末日現在。2008年10月の設定来のトータルリターン実績

「日本を根っこから元気にする」というコンセプトでの運用開始以来、基準価額が5倍以上になった「ひふみ投信」。徹底した調査・分析で銘柄を厳選する運用は高い支持を集め、「ひふみ」シリーズ全体の純資産総額は1兆円に達した(2022年8月末、以下同)。ひふみの〝顔〟といえるレオス・キャピタルワークス代表取締役会長兼社長の藤野英人さんに、経済アナリストの馬渕磨理子さんが話を聞いた。

「ひふみ投信」は2022年で14周年、ひふみ投信と同じマザーファンドで運用され、銀行やネット証券などで販売されている「ひふみプラス」は10周年です。振り返って、どうでしたか?

あっという間というほど、あっという間ではなかったですね。2008年10月の「ひふみ投信」の運用開始直後、リーマン・ショックが起こりました。千尋の谷より深い谷底から一つ一つ岩を積み上げ、1メートル、また1メートルとはい上がってきたような気持ちです。

設定来のトータルリターンが、「ひふみ投信」は453%、「ひふみプラス」は355%。長期投資って素晴らしい!

300~400%上がったというのは、投資元本が2倍、3倍に増えても解約せず、僕たちを信じて保有し続けてくれた方がいたからこそ。投資家に支持され、こちらも貢献して、二人三脚で進まないと投資信託は成り立ちません。

守りながらふやすに挑戦する投資信託 ひふみ

ひふみシリーズに投資している人は今、どれくらいいるんですか?

推定100万人いらっしゃいます。日本人の約100人に1人は〝ひふみに投資した経験がある〟とも計算できます。

そもそも「ひふみ」という名前の由来は?

ひふみ投信のひふみは「一、二、三」という意味で、お金が勢いよく増えていったり、コツコツ時間をかけて長期投資を続けたりするイメージを持っています。ひふみ投信を漢字で表現すると「火(ひ)・風(ふ)・水(み)・土(とう)・心(しん)」。火は攻めること、風はトレンド、水は安定的な企業、土は大地に根差した優秀な中堅企業。そこに多くの投資家の心が加わることで独自の生命体のようなものになり、僕たち運用者も生かされていると感じます、本当に。

投資信託って本来はあたたかいもの、パワーを持って存続していくべきものなんですね。今、岸田政権は資産所得倍増プランを掲げています。その一方、日本では投資が怖い、嫌い、という人が多いのも事実です。

資産所得倍増プランに期待。NISAの非課税期間も拡充してほしい

「自分の会社、好きですか?」と聞くと、日本人は世界の中でも突出して「嫌い」と答える人が多いといわれます。そんな方々に「投資を通じて会社を応援しましょう」と訴えても、腹落ちしてもらえません。だからセミナーなどでは、投資の話をはじめる前に「人が働いて会社が成長するのは悪いことではありません。未来を自分自身で明るく変えることもできます」と伝えます。

政府は金融教育にも力を入れる意向を表明していますね。

金融教育というと28歳で結婚、32歳で子どもが生まれて……など、標準となる人生がある前提で話が進みがちです。しかし人生に標準モデルなんてない。金融教育にも、多様でオーダーメイドな人生に役立つフレキシブルさが必要かと。

2019年10月には「ひふみワールド」という新たな世界株の投資信託の運用も開始し、ワールドシリーズ全体の純資産総額は2500億円以上になっています。

藤野英人でおなじみ 投資信託といえばひふみ

みなさんには、日本株と世界株の両方にバランスよく投資することを提案しています。とはいえ〝自分は世界株だけで十分〟という人がいてもかまいません。人生も投資も自由にデザインしてほしい。最近は「ウェルビーイング(心も体も社会的にも良好な状態)」という言葉が好まれています。ウェルビーイングのポイントは、誰かに押しつけられた人生ではなく、自分自身で人生を選べることです。

私自身、金融業界に飛び込んだことで、意思決定の幅が広がったと感じています。金融や投資の知識は誰にとっても必要ですよね。最近はつみたてNISA(少額投資非課税制度)をはじめる人も増えました。でも、まだ全人口に占める割合は少ないようです。

岸田首相の「資産所得倍増プラン」には期待しています。つみたてNISA、新NISAの制度が恒久化されるといいですね。誰でも好きなときにはじめられて、亡くなるまでずっと非課税投資を続けられるような制度になるといい。ぜいたくを言えば、非課税限度額も拡大してほしい。

藤野さんは最近、戦前戦後にかけて、つみたて投資をメインに多大な資産を築いた本多静六さんについて話題にされていますね。

本多静六さんは傑出した日本の投資家であると同時に、日比谷公園や明治神宮の森を設計した造園家でした。明治神宮の森を歩くと、本多静六さんが100年前に人工的に設計したものなのに、まるで永遠に続いてきたかのように感じます。100年経っても引き継がれ、世の中を支えている。そんな〝永遠の森〟のような投資信託が、ひふみシリーズの目指す理想なんです。

Hideto Fujino
レオス・キャピタルワークス代表取締役会長兼社長 早稲田大学法学部卒業後、野村アセット、JPモルガン、ゴールドマン・サックスを経て2003年に創業、2008年に「ひふみ投信」の運用開始。※経歴の社名は略称で現在のもの
Mariko Mabuchi
日本金融経済研究所代表理事、経済アナリスト 京都大学公共政策大学院修士課程修了。トレーダーとして法人の資産運用を担う。その後、金融メディアのシニアアナリストに。「ファンディーノ」の政策提言にも関わる。

Disclaimer

投資信託にかかるリスクについて ●価格変動リスク/国内外の株式や公社債を実質的な主要投資対象とする場合、一般に株式の価格は個々の企業の活動や業績、市場・経済の状況等を反映して変動し、また、公社債の価格は発行体の信用力の変動、市場金利の変動等を受けて変動するため、その影響を受け損失を被るリスクがあります。●流動性リスク/有価証券等を売却あるいは取得しようとする際に、市場に十分な需要や供給がない場合や取引規制等により十分な流動性のもとでの取引が行なえない、あるいは不利な条件で取引を強いられたり、または取引が不可能となる場合があります。これにより、当該有価証券等を期待する価格で売却あるいは取得できない可能性があり、この場合、不測の損失を被るリスクがあります。●信用リスク/有価証券等の発行者や有価証券の貸付け等における取引先等の経営・財務状況が悪化した場合またはそれが予想される場合もしくはこれらに関する外部評価の悪化があった場合等に、当該有価証券等の価格が下落することやその価値がなくなること、または利払いや償還金の支払いが滞る等の債務が不履行となるおそれがあります。投資した企業等にこのような重大な危機が生じた場合には、大きな損失が生じるリスクがあります。また、実質的に投資した債券の発行体にデフォルト(債務不履行)が生じた場合またはそれが予想される場合には、債券価格が下落する可能性があり、損失を被るリスクがあります。●為替変動リスク/外貨建資産を組み入れた場合、当該通貨と円との為替変動の影響を受け、損失が生じることがあります。また、一部の資産において、為替ヘッジを行なう場合に円の金利が為替ヘッジを行なう通貨の金利より低いとき、この金利差に相当するヘッジコストが発生します。●カントリーリスク(エマージング市場に関わるリスク)/当該国・地域の政治・経済情勢や株式を発行している企業の業績、市場の需給等、さまざまな要因を反映して、有価証券等の価格が大きく変動するリスクがあります。エマージング市場(新興国市場)への投資においては、政治・経済的不確実性、決済システム等市場インフラの未発達、情報開示制度や監督当局による法制度の未整備、為替レートの大きな変動、外国への送金規制等の状況によって有価証券等の価格変動が大きくなる場合があります。また、新興国の公社債は先進国の公社債と比較して価格変動が大きく、債務不履行が生じるリスクがより高いものになる可能性があります。したがって、お客様(受益者)の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)の「投資リスク」をご覧ください。
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レオス・キャピタルワークス株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1151号
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