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現金決済からVisaデビットへ、新しい銀行口座の使い方で貯蓄も増える?プロに聞く賢いお金との付き合い方

キャッシュレス化が進む中、デビットカードの利用が増えている。中でもVisaデビットの発行枚数は急成長しており、国内だけを見てもここ3年で、さらに1000万枚近くも増えている*1。これほど支持される理由はどこにあるのだろうか? 家計再生コンサルタントである横山光昭さんに、Visaデビットの魅力や、若年層が賢いマネーマネジメントをVisaデビットで始めるメリットを聞いた。

文/武田洋子 撮影/簗田郁子 デザイン/洞口誠、大内和樹
制作/朝日新聞出版メディアプロデュース部ブランドスタジオ
企画/AERA dot. ADセクション

マイエフピー代表取締役社長 横山光昭さん
家計再生コンサルタント。FP。独自の家計再生プログラムで、これまで2万4000件以上の家計相談を受けている。100万部を超えるベストセラーとなった『年収200万円からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)をはじめ、著書多数。TVやラジオへの出演、執筆活動、講演など幅広く活躍する。

キャッシュレス時代に、支持されるVisaデビット

 世界ではすでに日常生活の支払い手段として確立しているVisaデビットは、銀行口座から支払いと同時に引き落とされる「即時決済」が特徴だ。利用限度額が預金口座残高の範囲内であるため使いすぎる心配がなく、残高や利用履歴はオンラインでいつでも確認できる。ここ数年で日本でもキャッシュレスの普及が進んでいるが、VisaデビットはVisaマークのある店で使え、タッチ決済対応カードなら、よりスマートに利用できる。利用の度にたまるポイントなどの特典も魅力的で、もちろんネットショッピングにも便利だ。不正利用のモニタリングは24時間365日対応しており、利用者満足度は93.4%*2と支持の高さを証明しているのだが、さらに興味深いデータがある。
 メインの決済手段が現金の人とVisaデビットの人に、月々の収入の何%を貯金に回しているか尋ねたところ、「月々の貯金はしていない」と答えた割合が、前者は28.6%だったのに対し、後者は17.6%だったのだ*3。つまり貯蓄習慣の有無に11%もの差があったことになる。Visaデビットの活用が貯蓄を促しやすいのはなぜなのか。おそらく、オンラインの利用履歴でお金の流れが可視化された結果、貯蓄習慣が定着しやすい、というのが理由の一つとして考えられる。実際にVisaデビット利用者は、インターネットバンキング・アプリで残高を確認する回数が平均より多い傾向にあることがわかっており、こまめな現状把握が計画的支出の秘訣のようだ。

支出一覧を振り返り、「消費」「浪費」「投資」に分ける

 家計再生コンサルタントの横山光昭さんも、Visaデビットの利用者だ。お金のプロフェッショナルが数ある決済手段の中でVisaデビットを選んだ理由は、シンプルな使い勝手の良さにある。
「カード会社は1社、日常使いのカードも1枚に決めています。クレジットカードはほぼ使いません。私はマメに確認するほうではないので、その場で残高がわかる即時決済でないと全体像がつかみにくいんです。また、何枚もカードを持っていると煩わしい。シンプルなほうが、記録として残る入金・出金・チャージを管理しやすくなります」
 カードを1枚に絞るのは、お金との賢い付き合い方に深く関わっている。横山さんは、使い方こそが大事なポイントだと指摘する。

「月に一度くらいデビットの明細を振り返り、支出を『消費』『浪費』『投資』の三つにざっと分けてみます。消費は、生活に必要不可欠なもの。浪費は無駄遣い。投資は有効な使い方ができたものです。人と食事をしていい時間を過ごせたのなら『投資』、ただお酒を飲んで騒いでいただけなら無駄であり『浪費』に分類します。赤字か黒字かだけを気にするのではなく、内容を振り返る習慣をつけるのが、お金とうまく付き合っていく第一歩なのです。また、定期的に振り返ることで自分の傾向がわかり、月々の貯蓄や投資に回せる分を計算できます」
 長期にわたる見通しは家計の大きな指針になる。一つの口座を見るだけなら、難しいことではないはずだ。

高校生が最初に持つカードとしてお薦めしたい理由

 今年4月、高校における金融教育がスタートした。成人年齢の引き下げもあり、若年層が早い段階から金融の正しい知識をつけることが期待されている。調査によると、高校生の銀行口座所有率は61.7%で、口座があれば国際ブランドのデビットカードを15歳もしくは16歳から利用できることを知っている高校生は20%、利用したいと考える割合は32.8%だった。対して、高校生でもデビットカードを使えると知っている保護者は16.9%、子どもに利用させたい意向は15.6%と低く、子どもたちのほうが関心は高いようだ*4。横山さんは、デビットカードの持つ即時決済やオンラインでの明細確認といった特徴は、金融感覚を身につけるのに適していると考える。横山家のお子さんも、高校入学を機にVisaデビットでカードデビューした。

「最初は仕組みがわからず戸惑っていた子も、ATMで現金を引き出してから振り込む手間と手数料に気づいてからはカード決済に移行しました。ネットショッピングに便利なので、欲しい品物を複数の店で比較検討することで賢い買い物につながりますし、よくスマホのアプリで残高確認していますよ」
 利用履歴が記録されるので、自分で管理しやすいというメリットは、特に管理に慣れていない高校生にとっては有益である。とはいえ、学校やアルバイトで交友関係が広がり、何かと支出が増える高校生。最初のうちは失敗をしないようにサポートが必要だろう。横山家では、月に一度のマネー会議が通例となっているそうだ。家計の収入と支出を開示して情報共有するもので、お子さんたちは小学生の頃から参加していた。Visaデビットを持つようになってからは支出の一覧を一緒に振り返って、「投資」となるいい使い方ができたかどうかを話し合っている。無駄遣いがあっても、それを無駄であると認識できればそれでいい。横山さんが重視するのは、「いくら」使ったかより、「何に」使ったかだ。おなかを満たすためだけの食事より、おいしいものをゆっくり食べることに価値を見いだす日もあるだろう。単純な残高の多寡よりも、そうしたお金のパワーを知ることこそが、教育になる。お子さんたちは、Visaデビットを持ってから、ごく自然に予算管理の感覚を身につけた。
「お金の話は普遍なので、アイドルの話よりずっとコミュニケーションに役立ちます(笑)。マネー会議は無理でも、月に一度は残高を確認するなどルールを決めて、入出金を親子で確認できる環境は作っておきたいですね。家族旅行の計画を立てて資金繰りを任せるなど、入り口はいくらでも楽しくできます」
 子どもが18歳になってからいきなりクレジットカードを与えて、知識のないままに世の中に送り出すのはリスクが高すぎる、と横山さんは言う。安心・安全なVisaデビットは、お金との付き合い方を学ぶ第一歩として、また大人にとっても再確認をする良い機会を与えてくれる。

*1
出典:Visa(2012年と2021年におけるショッピング取扱高ベースで算出)
*2
出典:Visa委託調査「Visaデビットに関する調査」(2022年6月)n=1128人
*3
出典:「キャッシュレス決済と現金利用に関する調査」(2021年12月)Q.平均して月々の収入の何%を貯金に回していますか?
*4
出典:Visa×MMD研究所「高等学校の金融教育必修化に関する意識調査」(2022年8月)

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提供:ビザ・ワールドワイド