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変わる社会、変わる働き方 キャリアを拓く“学び”の力

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社会は激変し、人生は100年といわれる時代。今後、豊かなキャリアを実現するには、
今、何を学ぶべきなのか。大学と企業、それぞれのビジョンとは。

取材・構成/株式会社POW-DER 座談会・取材原稿/松田明子 写真(片桐圭子)/鈴木克典
イラスト/中根ゆたか デザイン/佐藤ジョウタ+鈴木マサル(iroiroinc.)、スープアップデザインズ
制作/朝日新聞出版メディアプロデュース部ブランドスタジオ 企画/AERA dot.ADセクション

キャリア教育の役割とは?
テクノスカレッジならではの学びとは? 今、「働く」が変わっている

キャリア教育の役割とは?

長引くコロナ禍で、就職の現場は様変わりしている。志望業種の変更を迫られる学生も多い。
たとえ志望先に入れたとしても、そこで一生、働き続けられる時代でもない。今、若者たちが納得のいく働き方をするために、
教育はどのような役割を果たすべきなのか。学校と企業が語り合った。

座談会参加のみなさん

井上 万成

総合学院テクノスカレッジエンロールメントマネジメント
統括ディレクター

井上 万成 さん

情報メディア関連企業で採用人事や教育事業支援に携わった後、現職。大学や自治体、企業と連携した、独自のキャリア教育をマネジメントする。

総合学院テクノスカレッジ

32学科・86コースの多彩な学びを提供。「就職」にとどまらず、将来的なキャリアプランまで視野に入れた教育を行う。

森 隆史

関西学院大学キャリアセンター長

森 隆史 さん

民間企業の経営者だった2007年から、母校関西学院大学の講師としてキャリア教育を担当。2020年4月から現職。関西学院全体のブランディングも担当する。

関西学院大学

14学部14研究科を擁する総合大学。1年次からのキャリア教育を重視し、学生一人ひとりに合った進路をサポートする。

安藤 和弥

株式会社ファーストリテイリングユニクロカナダ 人事部長

安藤 和弥 さん

2017年、ファーストリテイリング入社。グローバル人事部統括部長などを経て、2021年9月より現職。現地での人材育成、組織設計などに幅広く従事する。

株式会社ファーストリテイリング

あらゆる人の生活をより豊かにするための服「LifeWear(究極の普段着)」の提供を通じて、持続可能な社会の実現を目指す。

片桐圭子

AERA編集長 (肩書きは取材当時)

片桐圭子

就職活動は「点」から「線」へ――「仕事」を起点に就職先を選ぶ

就職の「その先」を見通してキャリアを創る力を養う
井上 万成
テクノスカレッジ井上 万成 さん

片桐圭子(AERA編集長) 最近の学生のみなさんの就職活動や就職先の状況を、どう見ていらっしゃいますか。

井上万成さん(総合学院テクノスカレッジ) 本学は専門学校ですので、業種や職種を絞って就職活動をする学生が比較的多くいます。ただこの2年間はコロナ禍による不安定な社会状況を背景に、特定の「職業選択」から、就職後の働き方や生き方の変化も見据えた「キャリア選択」の傾向が強まっていると感じます。端的に言えば、「点」選びの就活から「線」選びの就活への変化ということ。例えばコロナ禍では、飛行機の客室乗務員(CA)を志望したり、特定の航空会社を希望しても、一時的な採用枠の縮小や業態の変化に翻弄されかねません。そのため、中途入社で希望の職業や企業に就職することも選択肢として考え、将来の可能性を広げる能力開発や経験ができる業界や職業にも視野を広げた就活が増えているのです。本学の「就職をゴールとしないキャリア支援」が、それを加速させているかもしれません。

森 隆史さん(関西学院大学) 本学は、約2万5千名の学生が在籍し文理14学部14研究科からなる総合大学であり、学生の進路状況は多岐にわたります。けれども、今後の人生を考え、生涯を通じて働きつづけるという観点から、「会社」ではなく「仕事」をベースに就職先を選ぶ学生も出てきています。例えばソフトウェアの仕事は、転職できる可能性が高くテレワークもしやすいため、コロナ禍などの状況下でもフレキシブルに働ける。このように、柔軟な働き方を念頭に置いて就職する学生もいます。

20代会社員の「キャリア観」
ミスマッチを防ぐためには企業への「共感」が不可欠
安藤 和弥
ファーストリテイリング安藤 和弥 さん

社会課題に対する関心も高まる

片桐(AERA) 安藤さんは、採用担当として、どのように感じているのでしょうか。

安藤和弥さん(ファーストリテイリング) 近年は国内外問わず、企業が打ち出している価値観と自分の価値観がマッチするかどうかという点を重視する学生が増えているように感じます。以前の就職活動では、企業名・初任給・昇給昇進などを重視している学生が多かった印象ですが、最近の学生の関心事は、そういった一企業に限ったことには留まらないようです。社会貢献や、サステナビリティといった観点から、「ユニクロに入ったら何ができるのか」を確認されることも多くなりました。

井上(テクノスカレッジ) 本学でも、SDGsをテーマにした学びを拡充したり、オックスフォード大学やニューヨーク州立大学など海外姉妹校提携大学との交流プログラムを充実させたりしていることもあり、社会課題への関心やグローバルな視点を持って就職・進路を考える学生は増えています。全学科に設置している、専門性とリベラルアーツの両方を学ぶ大学コースの学生は、一層その傾向が強いように感じられます。

企業に「選ばれる」だけではなく企業を「選ぶ」学生を育てる

企業と自分の未来を重ね合わせてみる

片桐(AERA) 採用で起きがちなミスマッチを回避するためには、企業と学生との価値観の共有も重要です。その点、貴校のサポート体制はどうでしょうか。

井上(テクノスカレッジ) 学生たちは企業の実績など、現在や過去に注目しがちです。けれども、その企業・職場の将来的な姿を想定することも大切です。企業の未来に共感できるのか確認しつつ、5年後、10年後の自分の未来をも見つめていく。本学では、「卒後(卒業後)ビジョン」と題して、卒業してから5年後の自分の姿を思い描く「未来デザイン・ワークショップ」を行っています。社会の変化と、それに伴う業界・企業の変化も視野に入れ、その中で働く自分の姿を想像。ワークを軸に、担任教員と「最初の一歩」として適した就職先を二人三脚で考えていきます。また、本学では入学時にも自分の「5年後」を想像し、プレゼンをする特待生制度を設けています。入学時・在学中・就職活動を通じて繰り返し将来のビジョンを描き、それを磨いていくことで、企業に「選ばれる」だけではなく、主体性を持って企業を「選ぶ」学生を育てていきたいと考えています。

学生が会社を選択する基準は?

学生は、安定している会社を求めつつ、給料よりも自分のやりたい仕事(職種)を重視して就職先を考えている。
マイナビ「マイナビ2022年卒大学生就職意識調査」(2021年4月26日)から

低学年からのキャリア教育で学生との距離感を縮める
森 隆史
関西学院大学森 隆史 さん

安藤(ファーストリテイリング) 確かに、就職活動では自分の価値観に沿ってキャリアを築いていける企業かどうかを慎重に選ぶことが重要です。会社で働く際にも、主体性がないと、なかなか次の仕事は回ってきません。与えられた仕事の中で創造性を発揮し、会社や自分、そして社会のためにもなる仕事のサイクルを作れる人が、キャリアの中で継続的に新しいチャンスをつかんでいると感じます。

森(関西学院) 本学では、一年次から学生全員がキャリア教育を受けられる環境にあります。ただ、近年は対面授業などが減り、特に低学年からの就業観の醸成を懸念していました。そこで2022年度からは、一段と質の高いキャリア教育プログラムを提供します。さまざまなキャリアパスを経た14人の卒業生が出演する授業をオンデマンドで配信したり、企業や自治体で活躍する社会人と一緒になって課題に取り組む、合宿形式の授業などを実施したりします。一方で個人面談も重視しており、大学と学生との距離感をオン・オフ両面から縮め、学生生活を通じてキャリア教育をさらに根付かせたいと考えています。

人生100年時代も仕事を楽しむために

井上(テクノスカレッジ) 「人生100年時代」といわれる昨今、長い仕事人生を通して「働く」を充実させるためには、仕事の中で挑戦し、チームで協同し、前向きに楽しんでいく姿勢が大切です。本学では、自治体や企業とパートナーシップを組んで実際の業務・課題を発注していただく「TECHNOSテクノスゼミ」も展開しています。学生と教員が一丸となったプロジェクトチームで実社会の課題にチャレンジし、成長と働きがいを何度も体感します。今後はこのゼミナールをさらに拡充し、総合的なリベラルアーツとしての学びを提供する唯一無二の教育機関を目指していきます。

片桐圭子

片桐圭子の編集後記

最初の就職で人生が決まるわけではありません。方向転換しつつキャリアを形成することを是とする空気が、学生にも企業にも広がっているようです。実際の仕事の現場は、仮説を立てては組み直し、課題を解決していくわけですが、自分のキャリアだって何度も書き直していい。その“気づき”を与えることこそ、時代に即したキャリア教育といえるのではないでしょうか。

テクノスカレッジならではの“学び”とは?

テクノスカレッジでは、1年次から多様な授業・プログラムを実施。
日々の学びを通して、学生が生涯にわたって豊かなキャリアを実現するための力を育んでいる。

テクノスゼミ

企業や地域と連携して課題に挑戦する

課題解決力を育むゼミナール。1年次は課題解決の基礎を学び、2年次は企業や地域の方と関わりながら、現実の課題に挑戦。3・4年次は、国内外の問題や、進路先の業界の未来に起きうる問題など、より発展的な内容に取り組む。

応用ゼミ(2年次) 応用ゼミ(2年次)
発展ゼミ(3・4年次) 発展ゼミ(3・4年次)

大学コース

高度な専門性とリベラルアーツを併修する

専門学科での学修に加え、中央大学ほか5つの大学から選択し、高度専門士と学士を同時取得できる4年制のコース。「知識・技術の専門性」と、大学の「幅広い学問と教養」を同時に身につけ、キャリア選択の幅を広げることを目指す。

フィールドワーク フィールドワーク
多様な専門性を持つ仲間と協同 多様な専門性を持つ仲間と協同

海外姉妹校提携大学との交流プログラム

グローバルな視界と知恵を体感する

イギリスのオックスフォード大学など世界の10大学と提携。往来交流に加えオンラインでの合同授業を常設し、気軽に世界とつながる環境を整えている。また、現地の学生と協同する機会も多数設け、グローバルなコミュニケーションスキルを磨いている。

インターナショナルウィーク インターナショナルウィーク
オンライン合同授業 オンライン合同授業

課外活動PBL

学院行事や課外プログラムを学生主体で企画・実現

学内のイベントは全て「学生スタッフ」が中心となって運営。集客、予算管理、コンテンツ制作といった多様な課題に取り組み、「計画・実行・振り返り・改善」を繰り返すことで、“自ら考え、行動する力”を身につけていく。

オープンキャンパス オープンキャンパス
TECHNOS祭(学院祭) TECHNOS祭(学院祭)

※課題解決型学習

総合学院テクノスカレッジの2つの学校

東京工学院専門学校

1959年に「名城大学付属東京テレビ高等技術学校」として創立。「社会の縮図で学ぶ」「未来を見据えて学ぶ」「教室を飛び出して学ぶ」をモットーに海外大学との提携や企業でのインターンシップ体験、各業界で活躍する講師陣による指導を展開する。

東京エアトラベル・ホテル専門学校

1973年に創立し、エアライン・語学・ホテル・ブライダル・観光分野などを学ぶ9学科を展開。授業や実習では、企業や地域などとの連携を通して多様な人々と協同しながら「専門性」「人間力」「総合力」、社会人や接客業に必要な「ホスピタリティ精神」を養っている。

登校型もオンライン型もオープンキャンパス毎週開催中!
総合学院テクノスカレッジ

東京工学院専門学校 0120-634-200

東京エアトラベル・ホテル専門学校 0120-634-300

〒184-8543 東京都小金井市前原町5-1-29

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今、「働く」が変わっている

リモートワークの普及や、個人が主体の「ネットワーク型」の組織の広がりなど、
仕事の自由度が高まりつつある。これからの時代を働くために身につけておくべきことは何か。人材育成事業担当者に話を聞いた。

社会や人々の変化

DXの推進

コロナ禍で世界のDXが加速。AIの進化、ビッグデータの活用により、新たな市場価値の創出が進む。

持続可能性の追求

世界中で、SDGs・ESG経営への取り組みが一般化。地域と企業が連携して解決を目指す機会が増えている。

人々の多様化

社会的立場や性別などのボーダーが取り払われ、多様な価値観が認められる社会に。

企業・働き方の変化

※JMAM「イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査2021」より(回答者数2068人)

場所・時間・働き方の自由度が大幅にアップ

斎木 輝之

株式会社日本能率協会マネジメントセンター
カスタマーリレーション部 部長

斎木 輝之 さん

「若手が育つ職場づくり」に関するテーマで意識調査、商品開発、セミナー、講演会など幅広く担当。セミナーの参加企業は2000社を超える。(肩書きは取材当時)

“新しい時代”の働き方が広がり、対面とリモートを状況に応じて使い分ける、ハイブリッドな勤務体系が定着してきた。場所と時間に対する自由度が増し、多くのビジネスパーソンが「仕事の生産性が高まった」と感じているという※。この流れを背景に、企業の構造も組織が個人の働き方を統制する従来の「ピラミッド型」から、生産性を個人に委ね、自律的な労働を促す「ネットワーク型」へと変わりつつある。

一方で、日本能率協会マネジメントセンターの斎木輝之さんは今後の課題も指摘する。

「これまでの対面中心の勤務は、メンバーが進捗状況や問題意識などを共有しやすかった。けれどもリモートワークの広がりで、周囲から感覚的にもたらされていた“学び”の量が大きく減りました。加えて、仕事の進め方が個人に委ねられる場面も増えた。経験値が少ない新人はもちちろん、中間層の伸び悩みや、やりがいの喪失を危惧しています」

斎木さんは、「今後は一人ひとりが、働き方を考える時代になる」と語る。会社や上司が「成功する方法」を教えてくれる時代ではない。正解のない仕事に取り組むとき、個々人が経験を内省し、課題を解決、もしくは新たな課題を発見していく力が重要になる。

「コロナ禍という大きな社会的変化を経て、個人のキャリアはより柔軟性を増しています。副業・兼業を認める企業も大幅に増え、転職以外の選択肢も増えました。今まで以上に探求心を持って物事に取り組み、自分自身をアップデートしていける人が、今後もキャリアを積み、仕事への充実度を得ていけるのではないでしょうか」

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