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MONEY GUIDE with AERA2022

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2022's Keyword4 守る

自分と家族の安心を確保

いざというときに自分と家族を守ってくれるのが保険。資産運用も大切だが、リスク管理という面からも保険の性質を正しく理解し、無駄を省いたうえで必要十分な保険に加入しよう。自分と家族の安心・安全はしっかり確保しておきたい。そのためには保険の基本を知っておく必要がある。ここではベーシックな知識に加えて、最近注目されている保険についても紹介する。

   保険に加入しようと思った場合、「終身か定期か」「掛け捨てか返戻金付きか」など、ふだん耳慣れない言葉が多く出てくる。会社員なら年末調整で生命保険料控除を申請する人も多いだろうが、その中身を正しく理解している人はどのくらいいるだろうか。
   その生命保険料控除にも一般生命保険、介護医療保険、個人年金保険と3つの種類があり、それぞれに所得控除限度額が存在している。これらはどう違うのか
「一口に保険といっても生命保険、損害保険、そして『第三分野』の医療保険や介護保険などの保険、という3つの分野に分かれます。まずは、それぞれがどんな分野をカバーしているのか知っておきましょう」
   と、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さん。横山さん自身も、保険に関する家計相談を受けることが多いという。

保険の違いは意外に簡単

   第一分野は「生命保険会社が取り扱う保険」。自分や家族に万一のことが起こったときに備える大事な保険がメインだ。
「知名度が高いのは、死亡保障の付いた定期保険特約付終身保険でしょう。一定の年齢までは定期保険特約が付いていて、高額な死亡保障を受けられます。この定期保険部分が『更新型』の場合、年齢とともに保険料が上がっていきます。通常は60歳を超えると定期保険特約は付けず、一生涯続く数百万円程度の死亡保障だけにするか、死亡保障に関しては別の商品も含めて再検討するのが定番です」(横山さん)
   こうした死亡保障の付いた定期保険、終身保険以外にも、子どもの学費積立を目的にした学資保険、一定期間の死亡保障が付き、満期時には満期保険金が支払われる養老保険、現役時代は保険料を毎月払って老後になると保険料に応じて年金の形で受け取る個人年金保険も第一分野に含まれる。
「第二分野は損害保険会社が取り扱う保険。モノや財産にかける保険がメインです。家にかける火災保険や地震保険、自動車にかける自動車保険が代表例ですね。旅行時にケガをした場合の入院費用などが支払われる旅行保険、事故や過失で他人や他人の財産を傷つけたときの損害を補償する保険なども第二分野に分類されます」(横山さん)
   第三分野は、生命保険会社も損害保険会社も取り扱うことができる保険。入院したり手術を受けたりすると一定の見舞金や手術給付金などが支払われる医療保険、がん保険、介護が必要となったときに一時金や年金の形で支払われる介護保険などがここに属している。
   最近、コロナ禍による雇用不安や給与カットなどもあり、注目を浴びているのが「働けなくなったときに備える保険」だ。第一分野では「収入保障保険」、第二分野では「所得補償保険」、第三分野では「就業不能保険」という名前で販売されるケースが多く、内容もさまざまだ。
   第一分野の収入保障保険は生命保険会社で加入できる。自分が死亡したり、重度障害の状態になったりしたとき、“自分と家族の収入”を保障してくれるものだ。専業主婦や小さな子どもがいる家庭なら、気になる保険といえるだろう。
   第二分野の所得補償保険は、損害保険会社で加入できる。病気やケガにより入院や通院、自宅療養をして働けなくなった場合、平均所得月額の一定割合が補償される。保険金の受け取り期間は契約時に選ぶ。
そして、第三分野の就業不能保険。所得補償保険と同じく、病気やケガで長期間働けなくなったとき、加入時に設定した給付金額を毎月受け取ることができるものが多い。保障する病気やケガを限定しすぎず、精神疾患までカバーするタイプもある。

保険の主な種類をおさらい

就労不能への備えが必要

“今そこにある危機”に備えるという意味で必要なのは、やはり病気やケガで長期入院を余儀なくされるなど、働きたくても働けない状態になったとき、生活費をサポートしてくれるタイプの保険だろう。最近では入院が長引いてしまったときに備えて、一定の金額を一時金として支払ってくれるユニークなタイプも登場している。
   生命保険文化センターが2021年に実施した「生命保険に関する全国実態調査」によると、世帯主が病気やケガで就労不能になり、収入が不安定になった場合に必要と考える生活資金は月額平均27万2000円。就労不能に対する経済的な備えに関して「不安」を感じている人は全体の74.6%もいる。世帯主が働けなくなったときを支える保険に対するニーズは根強いのである。
   日本は保険大国といわれる。しかし加入者の定番は死亡保険や医療保険、火災保険、自動車保険など。コロナ禍で自分の健康に関して敏感な今、「収入」がキーワードの保険にもアンテナを張っておこう。

MONEY GUIDE with AERA 2022 監修

横山光昭さんマイエフピー代表/家計再生コンサルタント

横山光昭

2001年から2万4000世帯以上の資産運用アドバイスや家計の立て直しに関する相談を受けてきた「マネーの現場屋」。6人の子を持つ父であり、保険や相続にも詳しい。『年収200万円からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は累計100万部を超えた。ビギナー向け資産運用の基本を説いた「3000円投資生活」シリーズ(アスコム)も累計90万部など大人気で、著書累計351万部の“ベストセラー専門家”。

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