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大学インフォメーション

洗足学園音楽大学

音楽の強みを生かした
キャリア創造の可能性

 洗足学園音楽大学は、常に時代や社会を見据え、既成の概念にとらわれない学校づくりを目指し、クラシックはもとより、ジャズやロック・ポップス、ミュージカルなど新たな音楽領域まで、幅広い教育フィールドを整えている。
 2020年9月に、キャリアセンターをリニューアルした洗足学園音楽大学。
「これまでのキャリアセンターは少し敷居の高いイメージがありました。リニューアルされた場所は開放的で明るいスペースになっており、学生がいつでも立ち寄れる場所になっています。個別の相談やエントリーシートの添削、キャリアイベントや求人票の検索など、学生が自由に使うことが出来ます。以前よりも学生とキャリアセンターの距離が縮まり、2020年に新たにオープンしたキャリアセンター気軽に利用してくれる学生が増えました。先生方や企業の方々との交流の場所にもなっており、自分の視野を広げる場所として活用して欲しいと思っています」そう話すのは、キャリアセンターの三好淳子さん。
 現在は年間約300人の学生と個別相談を行っている。「洗足の学びは、音楽の知識や技能だけにとどまりません。音楽を通じて培った継続力やコミュニケーション力など、社会で生かせる要素が多くあります。だからこそ私たちキャリアコンサルタントの国家資格を持つカウンセラーが、学生一人ひとりに寄り添い、学生自身が自分の強みや価値観について掘り下げて考えられるよう支援しています」と三好さんは語る。
 音大生のキャリアは、専門分野を生かして演奏家や作曲家などいわゆるアーティストになること、もう1つは一般企業への就職と、大きく2つに分かれる。もちろんアーティストをめざしその活動をつづけながら就職する卒業生も多く、最近は増加傾向にある。同大学にはクラシック音楽からポピュラー音楽、ミュージカルやバレエなどの舞台芸術まで、多彩な18のコースがある。そして、各コースの特徴を考慮してキャリア支援を行う必要がある上、演奏会をはじめとした公演の時期や頻度がコース毎に異なるため、一斉に就活を始めることは難しいという。
 キャリア支援も担当する音楽・音響デザインコースの森威功教授は、「今年度からキャリア支援ワーキンググループを新設しました。各コースからキャリア支援の活動に熱意と実績がある教員に参加してもらい、コース毎に異なる学生のニーズや志向性に合った支援の在り方やサポート方法を検討しています。また、各コースの教員がアカデミックアドバイザーとなり、進路や履修計画について相談できる制度もあります。専門知識を持った教員が進路指導をするので、適切なアドバイスがもらえると学生たちには大変好評です。このように、キャリアセンターとアカデミックアドバイザーが連携してサポートをしています」と話す。

キャリアセンター
キャリアカウンセラー
三好 淳子
音楽・音響デザインコース
教授
森 威功
east field(株)
代表取締役
東原 邦明

大学とキャリアセンター、
外部アドバイザーが一体となって
学生を支援

 就職活動では、企業から「なぜ音大生なのに就職をするのか」と疑問に持たれないか心配する学生も多いそうだ。そこで、キャリアセンターでは、音大生として身についた人前で演奏するプレゼン力や集団で演奏することで鍛えられる協働力など、社会からも評価されるポイントがあることに気がついてもらえるような様々な施策に取り組んでいる。
「本学の先生方は、卒業後に音楽の分野だけに限らず、社会で活躍できる教育に本気で取り組んでいる方ばかりです。それは音楽の専門分野だけでなく、様々な領域を指しています。大学全体では卒業後の進路選択を全面的に支援できる体制づくりを強化し、先生方やキャリアセンター、外部アドバイザーが一体となってキャリアイベントを行っています。全学年が参加できるので、早い段階から自分の将来を考えることができます。卒業生や社会の第一線で活躍している先輩の話を聞くようなイベントも継続的に行っています」と三好さんは語る。
 外部アドバイザーであるキャリアセンター特別顧問のeast field( 株)東原邦明さんは、同大学の学生に大いに期待しているという。
定期的に開催しているキャリアイベント 「例えば、ゲームにも映画にも音楽はあります。音楽が求められるシーンは無限です。そこで洗足学園音楽大学の学生さんには、音楽業界だけに特化せず、エンタメの仕事なども含めたキャリアイベントを月1回開催しています。イベントのコンセプトは、『自分のキャリアは自分で創造していく』。毎回、多種多様なゲストの方に登壇いただいています。就職に対して固まったイメージを持っている学生が多いので、自分がつきつめた音楽を生かせるいろいろな仕事の形があること、また学生生活で培った様々な力を発揮できる選択肢が幅広いことを知ってもらうのが狙いです。新しい答えはあるのか、もっといい答えはないだろうかと物事を極める精神を持っている人を欲しがっている企業は、実は多い。そのことを学生さんにもっと知ってもらえるイベントを企画していきたいですね。また洗足学園音楽大学の学生の特徴は、発想が自由で、人と違うことができることも非常に大きい。〝洗足卒〟の人材は、音大卒とも違うよさがあるのかもしれませんね。今後もさらに活躍の場は広がっていくと思います」と東原さん。
 洗足学園音楽大学の演奏会は、年間で約200回以上。企画から本番のステージまで、常に人と協調・協働することが求められる。「成果発表として実施する各コースの公演以外にも、コースの垣根を越えて学生たちが自発的にコラボレーションする機会も多くあります」と森教授は語る。「学生の自主企画では、演出や音響、照明など制作をすべて学生の力だけで運営し、互いに意見を出し合ってより良い方向性を模索していきます。そのような経験を通じて学生達たちは日常的に発想力や協調性を養っていきます。音楽を専門的に学ぶことで得た表現力、人を楽しませることができる感性など、授業や学生生活の中で培われた力は、洗足学園音楽大学の学生の特長として多くの企業からも注目されています。また、そうした企業で多くの卒業生が活躍していることももっと知っていただきたいです」と森教授は語ってくれた。

TOPICS|学生の声

洗足での経験を活かし、
第1志望の企業に内定!

声優アニメソングコース 4年生 伊藤光咲さん
声優アニメソングコース4年
伊藤 光咲

 私がキャリアセンターを利用し始めたきっかけは、就活についての思いや不安などを自由に話すことが出来るイベント「キャリアカフェ」に参加したことです。そこでは、私と同じように就職について悩んでいる仲間と出会うことができ、その後の就活においてその仲間たちと情報を共有できたことは私にとって大きな力となりました。また、イベント参加以降、キャリアセンターではエントリーシートの添削や面接練習など、きめ細かいフォローをしていただき、結果的に第1志望の某エンタメ企業に内定をもらうことができました。
 私はレコーディングなど他コースの学生と協働して一つの作品に取り組むことを積極的に行ってきた経験を通じて、協調性や協働する力を養えていたことを改めて発見することができたと思っています。卒業後は、洗足で身につけたこの力を存分に発揮したいと思います。

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