注目の私立小学校 | 礎となる精神と揺るぎない理念<PR>

後悔しない私立小学校選び

「行動観察」も重視する学校が増加。
受験に関し、親が意識すべきこととは?

さまざまな特色を持つ私立小学校をめざすとき、
どんな基準で進路を決めれば良いのでしょうか?
教育コンサルタントの森上展安さんに話を聞きました。

企画/AERA dot. ADセクション、株式会社シーエム 制作/朝日新聞出版メディアプロデュース部ブランドスタジオ 編集・デザイン/株式会社ナウヒア 写真/平野晋子(森上さん)

森上教育研究所
教育コンサルタント
森上 展安さん

もりがみ・のぶやす/1953年生まれ。早稲田大学法学部卒業。東京第一法律事務所勤務を経て都内で学習塾「ぶQ」を経営後、88年に(株)森上教育研究所を設立。教育分野の調査・コンサルティング、講演、執筆等を行う。

近年の小学校受験では「行動観察」にも比重

 ここ数年で、私立小学校の受験は大きな変化を見せています。知能を測るペーパーテストに加え、話を聞いたり、グループで関わったり、約束事を守ったりする「行動観察」にも比重を置く学校が増えてきています。

 小学校で2020年度から導入された文部科学省による新しい学習指導要領の影響は小さくありません。「知能及び技能」のみならず、「学びに向かう力、人間性」と「思考力、判断力、表現力」を養うことも重視されています。これからの時代には「生きる力」が必要だという考え方です。

 各校が行動観察を重んじる背景には、時代の変化も関係しています。AI(人工知能)を含む最新技術の発達により、知識や計算は機械がとってかわる社会になっていくはずです。そうした未来において人間に必要となるのは「目標や興味を常に持つこと」や「仲間と協力する姿勢」、または「何かをやり抜く意思の強さ」といった「非認知スキル」であり、行動観察を通して小学校受験時にその素地が備わっているかが問われるのでしょう。

私立小学校は専科教員の存在が魅力

 非認知スキルは「見えない学力」と言い換えることができます。普段の会話の深さやふれ合う世界の広さが育むもので、ペーパーテストの準備と同じく幼児教室や塾任せではなく、親子のコミュニケーションを通じて「生きる力」の土台をつくることが大切です。

 公立小学校と比べると、私立小学校には非認知スキルを伸ばす環境が整っていると言えます。多くの私学では、国語、理科、社会、算数といった教科の専科教員が授業を行うためです。その道のスペシャリストが「学びの楽しさ」を伝えるのですから、好奇心や探究心が刺激されるのは間違いありません。「知りたい!」という思いこそが「知能及び技能」や「学びに向かう力、人間性」、そして「思考力、判断力、表現力」を育んでいきます。

 私立小学校は、総じて英語教育や国際理解教育の水準が高い点も特長です。パソコンやタブレットを活用したICT(情報通信技術)教育も充実しており、時代の変化に即した学びができる面も利点と言えるでしょう。

価値観を共有できる学校を選ぶ

 以前、せっかく私立小学校に合格したのに、数日で学校に行くのが嫌になり、公立小学校に入り直したという例に出くわすことがありました。結論からいうと、お子さんと学校の相性が合わなかったのです。

 受験する私立小学校を選ぶ際に大切にしてほしいのは、各校の建学の精神や理念、あるいは教育方針です。ホームページで確認できますし、それで足りなければ説明会やオンライン見学会などに参加すると良いでしょう。一見、教育方針に大差はないように思えますが、学校文化はそれぞれ特色あるものとなっています。学校の理念と家庭の考え方が共鳴しなければ子育てがつまずく可能性もあり、価値観を共有できる学校を選ぶことがとても重要です。小中高の一貫校なら、その理念に整合性があるため、シームレスな学習環境で成長できるメリットがあります。

私立小学校をめざすうえでは難点も

 ご存じのとおり「いい大学に入れば一流企業に就職でき、一生安泰」という時代は終わりつつあります。従来の学歴重視の考えで21世紀の私立小学校選びをすると、思わぬ落とし穴に出合う可能性もあります。前述した相性が合わない点に加え、受験までに一定の費用を要する、通学に大人でも大変に感じるような時間がかかる、普段一緒に遊べる近所の友だちがいないなど、私立小学校をめざすうえでは真剣に検討すべき難点が少なくありません。

 これから小学校受験に向かう子どもたちが成人するころには、AI(人工知能)を含む最新テクノロジーがさらに発達しているはずで、今以上に「何を知っているか」よりも「何ができるか」が重視されているでしょう。つまり、「目標や興味を常に持つこと」や「仲間と協力する姿勢」、または「何かをやり抜く意思の強さ」といった「非認知スキル」の重要性はますます高まっているに違いありません。単に学校の知名度や伝統だけに目を配るのではなく、理念に賛同できるうえ、家庭の考え方に合った方法で「見えない学力」や「生きる力」も伸ばしてくれるだろう学校を選ぶことが、お子さんの未来を照らすことになるはずです。

注目の私立小学校 | 礎となる精神と揺るぎない理念
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