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特別広告企画 相続・資産運用特集 豊かな人生を送るための準備ガイド

突然始まった新常態(ニューノーマル)の中で、
相続対策や資産運用は今まで通りで大丈夫なのかと思う人もいるだろう。
何をどうすればいいのか、これからを考える糸口を
ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんに聞いた。

深野 康彦
[監修]深野 康彦さん
ファイナンシャル・プランナー

ふかの・やすひこ|有限会社ファイナンシャルリサーチ代表。大学卒業後、クレジット会社を経て、1989年独立系FP会社に入社。96年独立。金融資産運用設計を得意とする業界歴30年以上のベテランFP。著書に『めちゃくちゃわかるよ! 超株入門』『あなたの毎月分配型投資信託がいよいよ危ない!』(ともにダイヤモンド社)、『55歳からはじめる長い人生後半戦のお金の習慣』(明日香出版社)など多数。

文 / 田中 弘美 イラスト / 黒田 愛里 デザイン / 舗伊 朝太郎 企画・制作 / AERA dot. AD セクション

 この春、コロナショックによる大幅な景気後退を回避すべく、各国は金融緩和策を打ち出した。その結果、増大した余剰マネーが株式市場に流入、強気な相場を形成している。FPの深野康彦さんは「余剰資金の一部は日本の不動産にも向かっており、今後土地の評価額が上がるかもしれません。相続税がかからないと思っていた資産も課税される可能性があります」と注意を促す。

 一方、コロナ禍で家計が厳しくなった人もいる。そのような状況で相続が発生すると、遺産を受け取る相続人たちが互いに自分の権利を強く主張する可能性が高く、「争族」に発展しやすくなる。そのため「財産を残す被相続人は遺言書という形でご自身の意思を示し、無用な家族間のトラブルを防ぐ必要があります」という。

 ただ、遺言書の作成はとても煩雑だ。だからこそ「一人で何とかしようとせず、専門家の力を借りてみてはいかがでしょう」と深野さんは提案する。例えば信託銀行であれば、相続専門のコンサルタントがいるし、さまざまな要望にこたえる信託商品もある。シングルなので死後の整理が心配という人に対応する商品さえ用意されている。「こうした専門家のサービスを使わない手はないと思います」(深野さん)。

 対策を打つのであれば一日でも早いほうがいい。迷わず相談してみよう。

「遺贈」の仕組みを使って間接的に次世代に財産を渡す

「遺贈」というと、どういうイメージが湧くだろうか。たくさんのお金がないとできない、資産家のやること、と思い込んでいる人もいることだろう。だが、実際にはごく普通の人でも遺贈を行うことは可能だ。困っている人を助けたいと思う温かい気持ちを遺贈という形にして、次世代への贈り物にしてみてはどうだろう。


もし相続をさせるなら直接? それとも間接?

 まずは質問。もし、あなたにいくらかの財産があり、あなたにお子さんがいるとした場合、あなたが亡くなったあと、その財産を子どもに直接渡す? それとも間接的に渡す?

 この質問に正解はない。直接渡すというのは、自分の資産を子に相続させるということ。間接的に渡すというのは、例えば子どもたちが生まれ育った日本、あるいは世界をよりよいものに変えようと日々活動している団体などに遺贈して、子どもたちが間接的にその恩恵にあずかるということだ。どちらを選んでもよいし、両方を選んでもよい。だが「平和で経済的にも恵まれたわれわれ日本人は、もっと社会貢献活動に目を向け、欧米諸国のように寄付や遺贈に関心を持ってもいいのでは」と深野さんはいう。

一括お試し寄付から段階的に遺贈へつなぐ

 近年では災害復興支援や新型コロナウイルス医療対策支援などで、実際に寄付をした人も増えている。「身近な問題や関心の高い分野は寄付や遺贈を行いやすいので、私はそういうところへの一括お試し寄付から始めるといいと思っています」と提言する。

 ステップは三つ。まず人道支援、紛争解決、貧困撲滅、教育格差是正、環境保全など、自分の興味を引く分野で活動する団体をいくつか選んで、一律数千円の寄付を行う。後日、礼状や年次報告を行う会報誌などが届くので、そこから活動状況や対応のあり方をうかがってみる。その結果、「寄付して本当によかった」と思える団体があれば、次の段階として毎月一定額の寄付を継続していく。そして、さらにその団体を支援したいなら、自分の死後に相続財産の全部、または一部を渡すという遺贈の検討に進むというわけだ。段階的に寄付を行うことで、高いと思われがちな遺贈のハードルを下げるという寸法だ。

「もちろん、遺贈するためには遺言書が必要。そこはやはり専門家に頼るのがいいと思います」(深野さん)

 信託銀行では遺言信託を通じた遺贈寄付の手伝いも行っており、各団体も直接の問い合わせを受け付けている。今後、真剣に相続対策を考えるために、相談してみる価値がありそうだ。

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