「AERA」働く女性応援プロジェクト 働く女性の新・時間術 キーワードは片づけと睡眠!

トークイベント6回目は時間管理術の一環として、仕事のパフォーマンスを上げるための「片づけ」と「睡眠」にフォーカスを当てる。登壇するのは片づけの効用をロジカルに説く収納王子コジマジックさんと、健やかな睡眠を科学する明治薬科大学准教授の駒田陽子さん。お二人にポジティブに働ける目からウロコの知恵を聞いた。

特別協賛:大塚製薬 協賛:総合教育・生涯学習機関ECC
文/武田 洋子 撮影/簗田 郁子 デザイン/洞口 誠(ドットワークス)、大内 和樹 企画・制作/AERA dot.AD セクション

応募者数400人以上の中から抽選で参加いただいたワーキングウーマンは約230人。開場から開演までの1時間は温かい飲み物とスイーツで小腹を満たしつつ、会場内のブースを楽しんでいただいた

一般社団法人日本収納検定協会 代表理事 収納王子コジマジック(小島 弘章)さん
松竹芸能で25年の芸歴を積む一方、片づけ・収納・住まいに関する確かな知識と実績を持つ。収納に笑いを取り入れたセミナーが話題となり、年間講演依頼数は200本以上、著書・監修本は累計40万部を超えている

明治薬科大学 リベラルアーツ・心理学准教授 駒田 陽子さん
日本学術振興会特別研究員、東京医科大学睡眠学講座准教授などを経て2017年から現職。睡眠や体内リズム研究の専門家による「目覚め方改革プロジェクト」のメンバー

「AERA」編集長 片桐 圭子
1995年、朝日新聞社入社。「AERA」で女性、子ども、教育、働き方、事件、ベンチャー企業などを幅広く取材する。宣伝プロモーション部などを経て2018年9月から現職

片づけの三大お得は「時間」「お金」「心」

 多くのワーキングウーマンが抱えるお悩み、それは片づけ。今回は収納王子コジマジックこと小島弘章さんが片づけの極意を教えてくれた。
「仕事の効率にも影響する片づけには、三つの“お得”があります。それは『時間』『お金』『心』。皆さん、片づけられない人が探し物に費やす時間をご存じですか? 1日10分、1年で約60時間です。1日10分をお金に換算すると、一般的なビジネスパーソンの平均時給2千円、平均勤務日数260日として、年間約8万6千円。片づけでこれだけの時間とお金が浮くんです。でも一番大きい効果は、心の余裕ですね。私、これまでに2千軒以上の家を片づけてきましたが、『子どもとの会話が増えた』『夫婦げんかが減った』なんて感謝されます。身の回りが片づいているとイライラが減るんですよ」

仕分けのポイントは「使っているかどうか」

 片づけは一生ついてまわることなのに、きちんと教わる機会がないことが問題だと考えた小島さんが設立したのが、一般社団法人日本収納検定協会。理念とするのは“収育”だ。この言葉には育児、子どもを導くべき大人の教育、プロフェッショナルの育成が含まれている。
「まずは大人が手本にならないといけません。ですから今日は『収納上手になる3ステップ』を、絶対に覚えて帰っていただきたい!」
 思わず前のめりになる来場者たち。小島さんは、押し入れやロフトなどの大きな場所は、普段目につかないので片づけの効果を感じにくいという。
「最初は自分が一番よく使う引き出しひとつから始めるのがお勧め。5分でできますからね。やり方の3ステップは『出す』『分ける』、そして『しまう』。この順番が肝心です」
 散らかった物をしまうより先に、まず引き出しの中味を全部出す。持っている物の総量を知ることが大事だからだ。次に分け方だが、大抵は、いる物といらない物に分類しようとする。その先にあるのは処分だ。しかし捨てられない人のなんと多いことか。小島さんはいる・いらないではなく、使っている物・使っていない物で分ける。
「いる・いらないだと気持ちが乗っちゃいますが、使っているかどうかは事実だけで分けられるでしょう。3秒以内に判断できない物は使っていないほうに入れてくださいね」

「チラシは玄関のゴミ箱で処理。リビングに持ち込まない」「収納場所は子どもにもわかるように色分け」など、片づけの知恵が満載だったコジマジックさんの講演

 そしてしまうのは、使っている物のほうだ。使わない物を収納するとそのまま忘れてしまうので、段ボールに入れて玄関など最も目に入る場所に置く。邪魔だ。すると自然に処分したくなる。まさに目からウロコ! この3ステップで、身の回りは見違えるように片づくという。同じ作業はビジネスにも応用可能だ。一日のタスクを洗い出し、優先順位で分け、スタッフに渡すなどしてあるべきところに収めると、業務の効率はグッと向上する。

寝だめはリズムを崩す朝寝坊は1時間以内に

 多忙なワーキングウーマンは、十分な睡眠がとれないことにも悩んでいる。休日の寝だめは有効なのだろうか。後半に登壇した駒田陽子さんに、片桐編集長が質の良い睡眠について尋ねた。
「人間の体内時計は24時間よりちょっと長いんです。そのプラスアルファをうまく調整すると、いい目覚めといい睡眠の入り方ができます。調整に最も効果的なのは午前中に光を浴びること。これで体内時計がリセットされます。睡眠量も重要です。日本人は世界でも睡眠量が短い国民なんですが、一般的な成人には7~9時間の睡眠が必要だとされています。忙しくて寝る時間がないといいますが、寝ていないから頭が働かなくて余計な時間がかかっているのかもしれません。普段からしっかり眠るほうが、効率がいいのではないでしょうか」(駒田さん)
 残念ながら寝だめは体内リズムを崩すので、翌日がよりつらくなってしまう。休日前は夜更かしを楽しむより、1時間早く寝て翌日の朝寝坊を1時間以内に抑えるほうが体にはいいそうだ。
 片づけと睡眠は仕事のパフォーマンスに影響する。小島さんの「引き出しひとつから変わる人生もある」という言葉が印象的だった。まずはデスクの引き出しから始めてみたい。

特別協賛企業プレゼンテーション

■大塚製薬 スッキリした目覚め習慣「賢者の快眠 睡眠リズムサポート」

「世界の名だたる実業家の多くが、規則正しい就寝・起床時間を習慣にしていることが知られています」──。大塚製薬の神野亜紀子さんが紹介する「賢者の快眠 睡眠リズムサポート」は、体内リズムに着目して開発された機能性表示食品。アスパラガス由来の成分がスッキリした目覚め感をサポートし、就寝・起床のリズムを整えてくれる。24時間よりも長い体内時計のズレを調整するには、毎日決まった時間に起きて朝の光を浴びることが有効だ。利用者からは「スッキリ目覚められた!!」「寝起きのだるさがない」「日中うとうとすることがなくなった」などの声が寄せられている。乱れた体内リズムを整えて、快適なスッキリした目覚め習慣を手に入れたい。

ニュートラシューティカルズ事業部
製品部
賢者の食卓・賢者の快眠担当
神野 亜紀子さん
大塚製薬のブースではアンケートに答えた来場者に「賢者の快眠 睡眠リズムサポート」のサンプルをプレゼント。良質な睡眠に対する興味の高さが講演後の行列からもうかがえた
英語は業界・業種を問わずビジネスに不可欠となりつつある。ECCのブースでは外国人講師との会話が大人気。先着50人に「大人が楽しい英語」のサンプルCDがプレゼントされた

「平日の睡眠の長さと質」を聞いたパネル。参加者のシールがもっとも多かったのは6~7時間、質的にも寝足りないようだ

「働くあなたの一番の悩み」を問うパネルに、たくさんのフキダシが貼られていく。「女性同士の付き合い方」「部下が育たない」「子育てとの両立」「疲れがとれない」……働く女性たちの生の声がそこにある

提供:AERA