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実学主義で産業を牽引する人材を育成 東京農業大学の真価

醸造科学科だけではない
酒造業界を盛り上げる逸材

奥藤 利文

奥藤商事代表取締役
奥藤 利文さん

 東京農大の調査によれば、酒造会社に在職する卒業生を出身学科別に見てみると、約85%が醸造科学科の卒業生であり、約15%はその他の学部学科の出身だ。

「忠臣蔵」の銘柄で知られる奥藤商事代表取締役の奥藤利文さんは、農学部林学科(現・地域環境科学部森林総合科学科)の卒業生。自然に関心があったので進学した奥藤さんが酒造業界に入ったきっかけは、東京農大卒業時に実父の長兄の跡取りになったことだ。いわゆる本家の養子になったのだが、それが蔵元だったのである。

 異なる分野で大変なこともあったが、今では醸造科学科を卒業した息子と息子の同級生も入社し、3人で酒づくりを行っているという。

「経験的な知恵では息子たちに負けないと思いますが、知識や人的なネットワークはさすがにかないません。今後も優秀な人材を輩出してほしいですね」

 泉橋酒造の「栽培醸造部」に勤務する高橋亮太さんも、地域環境科学部生産環境工学科の卒業生だ。

「大学で研究した酒造用精米技術を現場で生かしたいと思い、神奈川県の酒造メーカーで唯一精米機を所有していた泉橋酒造に就職しました。現在も所属していた研究室とつながりがあり、精米等の品質評価を実施。酒米栽培や醸造プロセスの改善に役立てています」

 このように酒づくりは醸造だけでなく、原料となる米づくりから始まり、流通・販売・経営まで幅広い分野と業種が関わっているため、醸造科学科以外の学科でも酒造関連の企業を視野に入れる学生は少なくない。

「酒米プロジェクト」など
産官学連携の横断的な取り組みも

山本 祐司

東京農業大学 総合研究所長
山本 祐司教授・博士(農芸化学)

 東京農大では、多彩な学問領域を展開しているが、これを横断的なプロジェクトを通してさらに活性化するのが、1978年に設置された総合研究所だ。産官学が連携した共同研究の窓口でもある同研究所では様々な研究室をつなぎ、商品化してビジネスにつなげるプロジェクトなども立ち上げている。「様々なプロジェクトの中で長期的な計画として酒米プロジェクトがあります。これは新たな酒米の開発を目指しています。酒は製造後しばらくすると老香と呼ばれる劣化臭が出ることがあります。その正体を突き止めると同時に、ゲノム編集など分子生物学などを活用して、高品質でより扱いやすい原料米を新たにつくろうという根源的かつ革新的なチャレンジ。このように最先端の科学・化学、情報学、社会科学などを融合したプロジェクトが進められています」(山本祐司総合研究所長)

 地方創生や産業の活性化につながる社会性の高いテーマに対し、多数の学科が連携して課題に取り組む姿勢は東京農大の教育研究理念「実学主義」を体現した例だと言えるだろう。

1次産業から3次産業まで
幅広い業界に人材を輩出

「農業大学」と聞くと、農業生産のことを学ぶ大学というイメージを抱きがちだが、生産物を消費者に届ける過程における、加工や流通、経営といった2次産業、3次産業も非常に重要な農学の学問領域であり、関連する業種が広いことはあまり知られていない。

 また、近年は1次産業から3次産業までをつなげた6次産業化にも注目が集まっている。産業間のつながりの重要性が増しつつある中、同大には食や農に関する学部学科が網羅的に設置されているという強みがある。

「東京農大の掲げる教育研究理念『実学主義』は、単に知識や技術を学ぶだけでなく、問題の原因解明を含めた、大きな視野を持って問題に取り組み、そこからさらに新たな学びを得る、ということを意味します。大きな視野を持つためには、様々な視点から物事を考えられることが大切です」(髙野学長)

 創立から127年、同大卒業生数は17万人に及ぶ。その一人一人が1次産業から3次産業まで幅広い分野で活躍し、各産業を支えている。髙野学長は「これからも業界のリーダーとなれるような有為の人材を、国内はもちろん、国外も含めて様々な産業に送り出していきたい」とその思いを語った。

図1

東京農業大学では幅広い産業を支えるべく、多彩な学問領域が展開されている

くわしくはこちら

東京農業大学

http://www.nodai.ac.jp/

醸造科学科

http://www.nodai.ac.jp/academics/app/fer/

総合研究所

http://www.nodai.ac.jp/nri/
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