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「AERA」働く女性応援プロジェクト ワーキングウーマンのための 新ライフマネジメント論

女性が働くことが当たり前の時代。自分の生活や家庭と仕事をバランスよく、
より充実したものにしていくには——。ライフマネジメントをテーマに3月14日、
「AERA」働く女性応援プロジェクトがトークイベントを実施。
参加者同士も交流を深めた、当日の様子を紹介する。

■ 特別協賛:大塚製薬株式会社 ■ 協賛:株式会社リクルートキャリア

企画・制作/AERA AD セクション


佐々木かをりさん

イー・ウーマン 代表取締役社長 佐々木かをりさん
フリーランスの通訳を経て、ユニカルインターナショナル、イー・ウーマンを設立。ダイバーシティーの第一人者として知られ、全国各地で講演会や研修を展開。毎夏開催の「国際女性ビジネス会議」の企画・プロデュースも手がけるhttp://www.ewoman.jp

フリーキャスター 進藤晶子さん

進藤晶子さん

1994年にTBSに入社し、「NEWS23」「ニュースの森」などを担当する。2001年にTBSを退社し、独立。以降、朗読やエッセーの執筆、各界の著名人を取材するインタビュアーなど、活躍の場を広げている

井原圭子

井原圭子

1988年朝日新聞社入社。広島支局で記者生活をスタートする。東京本社社会部などを経て、2010年に「AERA」副編集長に就任。デジタル・ライツ部長、「メディカル朝日」編集長を歴任し、昨年4月から現職


物事は捉え方次第 悩みではなく課題に

 19時の開会時間には客席は大方、埋まっていた。拍手に迎えられ、トークショーの出演者たちがステージへと上がる。
「今日は足元のお悪い中、お集まり頂いてありがとうございます」
 コーディネーターを務めるフリーキャスターの進藤晶子さんが、まずは登壇者の略歴を紹介。ゲストの佐々木かをりさん、井原圭子編集長それぞれに、自己紹介タイムが設けられた。
 二つの会社を経営するかたわら、ダイバーシティーの先駆者としてセミナー、講演を行うなど、忙しい日々を送る佐々木さん。起業家として輝かしいキャリアを歩んでいるが、経営者を志していたわけではなく、自然な流れだったと振り返る。
 大学卒業後は、高校・大学時代にアルバイトをしていた音楽関係の会社にそのまま就職するも、違う環境に身を置きたいと1年で退職。フリーランスの通訳者に転職し、順調にキャリアを重ねていたが、一方では将来への不安も感じていたという。
「フリーの通訳者で60歳、70歳まで活躍している人は、日本で数人しかいないという危機感がありました。自分自身を経済的に支えたい、通訳者や翻訳家がもっと活躍できる仕組みを構築したいと思って、会社を立ち上げたんです」
 そして28歳の時、通訳・翻訳のネットワーク、ユニカルインターナショナルを設立。同時に、報道番組のリポーターとしても活動を始め、取材で世界中を飛び回った。南アフリカのアパルトヘイトの取材では、足を銃で撃たれ、ヨハネスブルクの病院で手術を受けたことも。リポーター生活は約6年に及んだが、結婚を機に区切りをつけ、第2子を出産した翌年、イー・ウーマンを設立する。
 28歳で起業、2人目を出産してすぐ2社目を立ち上げるという大きな決断。不安もあったでしょう、という進藤さんの問いかけにも、佐々木さんはまったく、と笑顔で否定する。
「私の人生の辞書に悩みという言葉はなくて、課題と考えます。勿論、うまくいかないことも山ほどありますけど、それを不安や心配と捉えることはないんですね。失敗したらどうしようという感情は、焦点が自分自身に向いているために生じるもので、人が求めていることは何かというように、視点が外へ向いている時には感じない。表現や視点を変えると、ずっと生活しやすくなるかなと思います」

働く女性を対象とした今回のイベント。参加は事前登録制で、20代から60代まで、約200人が出席。トークショーも参加者から寄せられた質問に答える形で進行された


時間管理のポイントは仕事と私生活の一元化

 井原編集長も、ポジティブな思考への切り替えがチャンスを生み出す、と同調する。
「アエラ編集部への配属は3年ぶり4度目。その間、数々の異動を経験しました。佐々木さんに比べると起伏のない人生ではありますが、会社員は自分の行き先を選択できない立場。想定外の異動もあります」
 とりわけ、朝日新書の創刊準備室への異動の衝撃は大きかったと回想する。「入社以来、自分で取材して記事を書くことしかしたことがなかったのに、40歳にして突然、書籍の編集と言われて戸惑いました。経験もないのに務まるのか。窓もない部屋を割り振られたことにも、不満が募って。でも、いつかあの頃は大変だったねと笑い飛ばせるようになろうと上司に言われて、吹っ切れたんです。悩んでいる暇があるなら、前を向いて行動しようと、本を買い漁って読みふけり、著者の方に会いに行きました。一度や二度断られても諦めず、3回は粘る。結果的に人脈は広がりましたし、その時の経験が、今に生きていると感じます」
 事前に参加者に質問を募ったところ、特に目立ったのが時間管理術に関するものだった。佐々木さんが愛用の手帳を披露しながら、時間管理の秘訣を解説する。
「時間管理がうまくいかないという人は、約束管理だけに終始してしまっていることが多い。時間管理というのは頭の整理。それには、仕事とプライベートを一元管理するのがおすすめです。ToDoリストはやめて、いつやるのかを決め、自分を予約して手帳に書き入れるようにしましょう。おのずと、空いている時間も見えてきて、頭がスッキリし、今に集中できます」
 また、育児と仕事の両立に悩むワーキングママには、育児の経験は時間管理、危機管理、そしてダイバーシティーの視点など、仕事にも必ずプラスになるとエールを送る。
「毎日、仕事と家庭と同じ時間数であることには、何の意味もありません。目的は、いい仕事をしハッピーな子どもを育てること。私は仕事をしていることで、子どもたちに申し訳ないとは思いません。その代わり、私も子どもも誇らしいと思える仕事をしようと追求してきました。育児は20年プロジェクト。時にトラブルがあっても、一喜一憂する必要はないですし、まずは親である自分がハッピーでいることが一番だと思います」


女性ホルモンを知り 更年期と上手に付き合う

トークショーの後は、大塚製薬の北野祐子さんが、働く女性のハッピーライフを支える女性ホルモンについて、プレゼンテーションを行った。

 トークショーの後は、大塚製薬の北野祐子さんが、働く女性のハッピーライフを支える女性ホルモンについて、プレゼンテーションを行った。
 女性ホルモンは妊娠・出産に関係するだけでなく、血管のしなやかさや骨密度を保つなど、女性の身体にとってはお守りのような存在だ。しかし、45〜55歳で急激に減少することで、更年期の不調に悩まされる女性も多い。
「更年期の不調はキャリアにも大きく影響しますし、年齢を重ねると、さまざまな不定愁訴に悩まされることも。また、顔の骨密度も低下するため、たるみの原因になるとも考えられています」
 仕事も家庭も忙しい世代。なかなか病院に行く時間が取れない場合、女性ホルモンの代わりとして大豆イソフラボンの働きに期待して、大豆食品を積極的に取り入れている人もいるだろう。
 最近の研究では、大豆イソフラボンが腸内細菌で代謝されてできるエクオールという成分が、女性ホルモン様作用をしていることがわかってきた。ただし、日本人の半数は、エクオールを産生する腸内細菌を持たないため、大豆食品を口にしても、期待する効果が得られない場合もあるという。エクオールを直接摂れるサプリメントもあるので、試してみるのもいいかもしれない。
 女性ホルモンを正しく理解することは、仕事を楽しみ、毎日をハッピーに過ごすことにつながる。40歳を過ぎたら、ライフマネジメントの一環として更年期対策も心がけよう。


懇親会などの様子
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