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わたしたちの原点
デザイン

東京理科大学 理学部 2000年卒業

メディアアーティスト 
ライゾマティクス取締役 真鍋 大度 さん

最先端技術をプログラムで可視化
数学と音楽の融合が新たなアートを生み出す

 昨年大晦日の「NHK紅白歌合戦」。“ドローン” を内蔵した提灯が一糸乱れず舞うパフュームのステージは記憶に新しい。この演出の技術サポートを行うのが、コンピューター技術で無限な可能性に挑むメディアアーティスト・真鍋大度だ。
 ゲームを作りたい一心でパソコンを覚えたのは、小学5年の時。「書籍を参考にゲームを作ったり、ロールプレイングゲームの作成ツールで遊んでいました」
 算数・数学の才能に恵まれていた真鍋のプログラミングスキルはめきめきと上達する。中学生にして大学入試レベルの数学をマスターした真鍋は、東京理科大学理学部数学科に進学。在学中は難解な幾何学に取り組んだ。
 一方で、真鍋の作品づくりには、父がベーシスト、母はシンセサイザーのサウンドプログラマーという音楽に囲まれて育った環境も色濃く投影されている。大学時代は、同級生と週5~6回はクラブでDJ をするほどヒップホップ音楽にのめり込む。その仲間たちとライゾマティクスを起業した今も、その音楽の延長線上に真鍋の作品が存在する。
「プログラムを使ってグラフィック化した作品を発表することが多いので、映像系と思われますが、ベースは音楽と数学。目に見えない現象のデータを解析し、真実が “可視化” される面白さに興味があるのです」
 理学部で培った先端テクノロジーへの理解力も真鍋の強みだ。ドローンなど、続々と出現する技術の価値や本質を読み解けるから、新たな作品を提示できるのだ。それは複雑化する時代を象徴する表現として、音楽や広告、エンターテインメントの世界でも高く評価されている。
「今、興味があるのはAI(人工知能)。例えば人の感情を “可視化” したらどうなるのか。考えるとワクワクしてきます」
 感性とテクノロジーが融合する真鍋のメディアアート。誰も見たことのない、一歩先の世界をどう “可視化” していくのか。世界中の期待が集まっている。

東京理科大学  http://www.tus.ac.jp/

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