【PR】経営学×デザイン思考の未来型講義。バングラデシュの社会課題解決にデザインツールを活用!

社会課題の一例に、バングラデシュのゴミのポイ捨て問題を取り上げたグループ3。日本の「立つ鳥跡を濁さず」の文化と比較し、「環境省にも協力を求めたい」と提案
社会課題の一例に、バングラデシュのゴミのポイ捨て問題を取り上げたグループ3。日本の「立つ鳥跡を濁さず」の文化と比較し、「環境省にも協力を求めたい」と提案

専修大学が世界的なソフトウェア企業アドビと提携し、産学連携講義「ビジネスデザイン特講(SB)」を半年にわたり開講した。「社会課題×ビジネス×クリエイティビティ」をテーマに、経営学部の見山謙一郎特任教授が担当。学生たちはクリエイティブツール「Adobe XD」を使いこなし、講義最終日はグループごとに白熱したプレゼンテーションが展開された。

■バングラデシュをフィールドに、ゼロ・トゥ・ワン(Zero to One)発想を

 専修大学で今年度前期に開講された「ビジネスデザイン特講(SB)」は、経営学部の見山謙一郎特任教授とオランダ在住のデザイン研究者・井上史郎氏によって特別に開発されたカリキュラムだ。学生の視点から社会課題解決に向けたビジネスプランの策定と、そのためのデザイン思考を体験することを目的としている。社会課題を取り上げる国は、バングラデシュだという。

「途上国であるバングラデシュをフィールドにしたのは、学生にとって未知の国だからです。ゼロ・トゥ・ワン(無から有を生み出す)発想をすることで、議論の抽象度が上がり、より壮大な発想が生まれます。学生は、デスクトップリサーチやインターネットを活用したバングラデシュの方へのインタビューなどを通じて、『もっと知りたい』『こんな課題もある』といった気づきへとつなげます。そのプロセスに高い教育効果があるのです」と見山教授は期待を寄せる。

見山教授とグループ2のメンバー。「MEE TOO!!」の第一段階では、専修大学とダッカ大学が学園祭を共催して、学生同士がお互いの文化の違いを楽しみ見識を深めることを狙う
見山教授とグループ2のメンバー。「MEE TOO!!」の第一段階では、専修大学とダッカ大学が学園祭を共催して、学生同士がお互いの文化の違いを楽しみ見識を深めることを狙う
学生たちの意見が反映されたデジタル付箋は、内容別に色分けが可能。それらのアートボードを俯瞰(ふかん)することで、思考のプロセスがひと目でわかる
学生たちの意見が反映されたデジタル付箋は、内容別に色分けが可能。それらのアートボードを俯瞰(ふかん)することで、思考のプロセスがひと目でわかる

■健康意識を高める食事、人と企業のマッチング

 講義最終日は、JETRO(日本貿易振興機構)ダッカ事務所の安藤裕二所長がオンラインで参加。学生は、ビジネスプランを安藤所長へ実際に提案し、現地目線からのフィードバックを受けるというから本格的だ。

 学生は、6人ずつ三つのグループに分かれてプレゼンテーションを行った。テーマは、それぞれ次のような内容。

【グループ1】「見て、食べて、学んで、バングラデシュの健康意識のアップデートを目指す。おいしさと健康を両立させる『ドラえもんカレー』の提案」

【グループ2】「人や企業との出合いの場『MEE TOO!!』を構築。バングラデシュと日本の魅力を伝え合い理解を深めることで、社会課題の発見と解決を目指すコミュニティを提供」

【グループ3】「バングラデシュと日本の若者が交流し、アイデアを出し合うプラットフォーム『LAB. Venture』を構築。バングラデシュ独自の文化『頼り頼られる』関係を両国の企業や行政とつくり、社会課題の解決を目指す」

■どのグループも「実装へ向けて期待できるプラン」

 それらを受けて、安藤所長は次のように全体を講評した。

「グループ1は、バングラデシュの栄養問題について正面から向き合い、キャラクターも活用するという楽しいアイデアが秀逸。グループ2と3は、人や企業との出合いの場をつくるという視点が興味深かったです。まさに私の事務所にもバングラデシュの企業から、『日本の人や企業と交流したい』という要望がたくさん届くので、タイムリーでした。三つとも、実装へ向けて期待感が高まるビジネスプランです。また、プレゼン資料もわかりやすく作られ、解決策への気づきにつながる素晴らしいものでした」

プレゼン中のグループ1。バングラデシュには、偏った食生活や誤った健康知識が根づいていることを突き止め、改善を目指す
プレゼン中のグループ1。バングラデシュには、偏った食生活や誤った健康知識が根づいていることを突き止め、改善を目指す
画像を適切に取り入れ、情報を詰め込みすぎず、見やすさやわかりやすさを重視したグループ1のプレゼン資料
画像を適切に取り入れ、情報を詰め込みすぎず、見やすさやわかりやすさを重視したグループ1のプレゼン資料

■「Adobe XD」で、頭の中のアイデアをアウトプット

 グループワークでは、ビジネスの最前線で使われているクリエイティブツール「Adobe XD」を活用したことも、この講義の大きな特徴といえる。

「『XD』は、アイデアを可視化するのにふさわしいツールです。動画や画像を入れられて、デザインが自由自在。ワイヤー機能を用いて思考の動線を可視化し、結論に至るまでの思考の道筋をたどることも可能です。そのため、プレゼンで質問が出たときも、ワンクリックですぐその背景や理由に飛ばせて、説得力が増します。デザイン性から操作性まで、高い利便性を感じます」(見山教授)

■「大変満足。今後も使いたい」と学生たち

 ほとんどの学生にとって「XD」は初めて使うツールだったが、講義内外でレクチャーを受けながら操作方法を習得していったという。

「ホームページのようなデザイン性の高いプロトタイプができあがり、大変満足しました。スライドと呼ばれる自動アニメーションなども簡単にできて、視覚的にも説得力があったと思います」(経営学部3年 関根寛太さん)

「アートボード上にデジタル付箋を貼ってさまざまな意見を出し合い、すぐに共有できます。また、プレゼンテーションができあがるまでの思考のプロセスが残るので、あとから振り返ったときに理解しやすかったです」(文学部3年 丹羽かなほさん)

「デザイン作成しかできないツールが多いなか、『XD』はプレゼン資料の作成や、コメント機能などでチームでの共同作業までできます。このオールインワンのところに、使い勝手のよさを感じました」(文学部3年 民井わかさん)

左から関根さん(グループ1)、福島さん(同3)、民井さん・丹羽さん(同2)。「XD」を駆使したプレゼンを終え、みな充実した表情を見せていた
左から関根さん(グループ1)、福島さん(同3)、民井さん・丹羽さん(同2)。「XD」を駆使したプレゼンを終え、みな充実した表情を見せていた

■実践的な学びを深めるツールとして活用を

 アドビのツールは、クリエイターや美大生のための製品と思われがちだが、使い方さえ学んでしまえば、誰でも活用できるものだ。特に「XD」を使いこなせるスキルを身につければ、アプリやWebのプロトタイプだけでなく、自分のポートフォリオまで作れるようになる。経営学部3年の福島美月さんは、「今後も使い続けてスキルを磨きたい。『XD』を操作していると、どんなデザインで伝えるかを考えるうちに頭の中が整理できて、プレゼンのアイデアも広がります」と手応えを感じている。

 学生はこの講義をきっかけに、チームで協働しながら情報を探索し、アイデアを生み考察する力を身につける。その一連のプロセスを可視化し、共有するのに「XD」は適したツールだ。今後も、教育分野で実践的な学びの機会を下支えするために活用されていくことだろう。

教壇に立つ見山教授。オンラインではデザイン研究者の井上史郎氏、JETROダッカ事務所所長の安藤裕二氏、バングラデシュ在住で地場コンサル会社に勤務する福嶋祐子氏が参加
教壇に立つ見山教授。オンラインではデザイン研究者の井上史郎氏、JETROダッカ事務所所長の安藤裕二氏、バングラデシュ在住で地場コンサル会社に勤務する福嶋祐子氏が参加

【専修大学「ビジネスデザイン特講」について、見山教授が講演】
(Adobe Education Forum 2022より)
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デザイン作成から共有まで! オールインワンアプリ「Adobe XD」

 初めての人にもわかりやすいUI/UXデザインツール。大きく分けて「デザイン作成」「プロトタイプ作成」「共有、コメント」という三つの機能を搭載。Webサイト・モバイルアプリ・音声インタラクション・タッチスクリーンのためのデザインとプロトタイプの作成に必要な機能がすべてそろい、アイデアからエクスペリエンスまでを作成できる。またクライアントや制作チームへの共有も、これひとつで実現。関係者全員が同じものを見てレビューし合い、スピード感のあるやりとりも可能に。

(写真左上から)<Webデザインイメージ><アプリデザインイメージ><ブランドデザインイメージ>ライセンスプラン:Creative Cloud 教育機関向けライセンス、または学生・教職員個人向けライセンスでAdobe XDの利用ができる
(写真左上から)<Webデザインイメージ><アプリデザインイメージ><ブランドデザインイメージ>
ライセンスプラン:Creative Cloud 教育機関向けライセンス、または学生・教職員個人向けライセンスでAdobe XDの利用ができる


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