最初の読者から
『メイド・イン京都』 藤岡陽子 著朝日新聞出版より発売中 藤岡陽子は「ものづくり」を大切にしている作家だ。たとえば『手のひらの音符』では、勤務先で服飾業界からの撤退を告げられたデザイナーが、自分の来し方を振り返り未来を見つめる話で、そのなかに京都で西陣織の再起を目指す人物が登場する。あるいは『おしょ...
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著者から
『京大式へんな生き物の授業』朝日新書より発売中 この本では、筆者が22歳から魅了され続けている「目に見えない世界」、つまり単細胞の生き物の生き様がいかに多様であるか、そしてその多様性を生み出してきた進化がどういうものであるかについて紹介している。 筆者がこの「見えない世界」に飛び込んだのには、京都大...