一冊の本

9月号<br>大東文化大学准教授 藤井誠一郎 Fujii Seiichiro<br>今こそ清掃事業について理解を深めていく時

9月号
大東文化大学准教授 藤井誠一郎 Fujii Seiichiro
今こそ清掃事業について理解を深めていく時

『ごみ収集とまちづくり 清掃の現場から考える地方自治』朝日選書より発売中 私は2015年に45歳で学者に転身し、2016年から清掃行政の研究を始めた。清掃車に乗務され廃棄物行政を研究された早稲田大学の

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  • 9月号<br>教育研究者・俳優 山崎聡一郎 Yamasaki Soichiro<br>『こども六法』著者が、執筆を拒んだいじめ体験を明かした理由

    9月号
    教育研究者・俳優 山崎聡一郎 Yamasaki Soichiro
    『こども六法』著者が、執筆を拒んだいじめ体験を明かした理由

    『10代の君に伝えたい 学校で悩むぼくが見つけた 未来を切りひらく思考』朝日新聞出版より発売中 ドイツの宰相ビスマルクが残した「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があります。私の書いた『こ

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  • 8月号<br>翻訳者 山岡由美 Yamaoka Yumi<br> 世界の“空前”に満ちた海賊の歴史

    8月号
    翻訳者 山岡由美 Yamaoka Yumi
    世界の“空前”に満ちた海賊の歴史

    『世界を変えた「海賊」の物語 海賊王ヘンリー・エヴリーとグローバル資本主義の誕生』朝日新聞出版より発売中 1695年9月初旬、インド洋。メッカ巡礼からの帰路にあったムガル皇帝アウラングゼーブ所有の宝物

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  • 8月号<br>料理研究家 長尾智子Nagao Tomoko<br> 料理の時間を過ごすあなたに

    8月号
    料理研究家 長尾智子Nagao Tomoko
    料理の時間を過ごすあなたに

    『料理の時間』朝日新聞出版より発売中 アエラスタイルマガジンで何年も続けていた連載が、『料理の時間』という一冊にまとまりました。元のタイトルは「料理の言葉」。料理と向き合うための、料理することに自分な

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  • 7月号<br>国文学者 星 瑞穂 Hoshi Mizuho<br>たのしい地獄の歩き方

    7月号
    国文学者 星 瑞穂 Hoshi Mizuho
    たのしい地獄の歩き方

    『ようこそ地獄、奇妙な地獄』朝日選書より発売中 初めて大学の教壇に立ったのが2013年。以来、ずっと筆者を悩ませている問題が「いかに学生に古典文学に関心を持ってもらうか」である。就職活動になりふり構っ

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  • 7月号<br>作家・フランス文学研究者 荻野アンナ Ogino Annna<br>潜水艦と百七十歳の海女

    7月号
    作家・フランス文学研究者 荻野アンナ Ogino Annna
    潜水艦と百七十歳の海女

    『姉の島』 村田喜代子 著朝日新聞出版より発売中『姉の島』を読み終わったところだ。主人公は八十五歳の海女である。しかし海女の語りから浮かび上がってくる圧倒的な存在は海で、読んでいるとページをめくる指が

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  • 6月号<br>文芸評論家 細谷正充 Hosoya Masamitsu<br>こんな時代に、読者の心を癒やす一冊

    6月号
    文芸評論家 細谷正充 Hosoya Masamitsu
    こんな時代に、読者の心を癒やす一冊

    『なみだ――朝日文庫時代小説アンソロジー』朝日文庫より6月7日発売予定 いきなり断言しよう。アンソロジーとは、幕の内弁当である。説明するまでもないだろうが、幕の内弁当は、主食となる白飯と、数種類の副食

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この人と一緒に考える

  • 6月号<br>派遣添乗員 梅村 達 Umemura Tatsu<br>「ザ・ナマケモノ」の上出来な巣ごもり執筆生活

    6月号
    派遣添乗員 梅村 達 Umemura Tatsu
    「ザ・ナマケモノ」の上出来な巣ごもり執筆生活

    『旅行業界グラグラ日誌』朝日新書より発売中 人生というのは、片道切符の旅である。同じ駅のホームに、二度と立つことはない。 だから10代や20代の喉がかわいて仕方ない夏の季節が、再びめぐって来ることもな

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  • 6月号<br>ライター 吉田大助 Yoshida Daisuke<br>自由意志と運命論の関係の先に待つ「共に生きよう」の思想

    6月号
    ライター 吉田大助 Yoshida Daisuke
    自由意志と運命論の関係の先に待つ「共に生きよう」の思想

    『カード師』 中村文則著朝日新聞出版より発売中 ドストエフスキーが『罪と罰』と同年(1866年)に発表した長編小説『賭博者』は、ドイツの架空の街ルーレッテンブルグを舞台に、ルーレット賭博によって身を滅

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  • 4月号<br>京都大学農学研究科准教授 神川龍馬 Kamikawa Ryoma<br>人間も微生物も、みな「へん」な生き物である

    4月号
    京都大学農学研究科准教授 神川龍馬 Kamikawa Ryoma
    人間も微生物も、みな「へん」な生き物である

    『京大式へんな生き物の授業』朝日新書より発売中 この本では、筆者が22歳から魅了され続けている「目に見えない世界」、つまり単細胞の生き物の生き様がいかに多様であるか、そしてその多様性を生み出してきた進

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  • 4月号<br>朝日新聞記者 石合  力 Ishiai Tsutomu<br>コンサートホールという楽器の秘密

    4月号
    朝日新聞記者 石合 力 Ishiai Tsutomu
    コンサートホールという楽器の秘密

    『響きをみがく――音響設計家 豊田泰久の仕事』朝日新聞出版より発売中 クラシック音楽好きでは、かなりの部類に属すると自認するものの、主に海外特派員として記者人生を重ね、音楽を専門にしたことがない筆者が

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  • 3月号<br>作家・フランス文学研究者 荻野アンナOgino Anna<br>若くはないが、どう老けていったらいいのか分からない

    3月号
    作家・フランス文学研究者 荻野アンナOgino Anna
    若くはないが、どう老けていったらいいのか分からない

    『老婦人マリアンヌ鈴木の部屋』朝日新聞出版より発売中 私の21世紀は、病いと老いと死に要約される。 最初に倒れたのは父親である。85歳で、腸の悪性リンパ腫だった。マリグナント・リンフォマ、と今でも英語

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  • 3月号<br>朝日新聞編集委員 藤田直央Fujita Naotaka<br>コロナ禍前の12日間、ドイツの気概感じた旅

    3月号
    朝日新聞編集委員 藤田直央Fujita Naotaka
    コロナ禍前の12日間、ドイツの気概感じた旅

    『ナショナリズムを陶冶する ドイツから日本への問い』朝日選書より発売中 日本政治を追ってきた私が40代後半になってドイツを歩き、この本を出せる不思議さ。多くの方々の支えに感謝しつつ、本の紹介がてら少し

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この人と一緒に考える

  • 2月号<br>ワインジャーナリスト  山本昭彦 Yamamoto Akihiko<br>新しいライフスタイル おうち飲みは必須のたしなみ

    2月号
    ワインジャーナリスト  山本昭彦 Yamamoto Akihiko
    新しいライフスタイル おうち飲みは必須のたしなみ

    『絶対はずさないおうち飲みワイン』朝日新書より発売中 日本人が年間に飲むワインの本数をご存じだろうか? 4・2本である。量にすると3・2リットル。世界で最も多く飲むのはポルトガル人の82本。全く及ばな

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  • 2月号<br>ライター 瀧井朝世 Takii Asayo<br>自分の人生を自分で切り拓く

    2月号
    ライター 瀧井朝世 Takii Asayo
    自分の人生を自分で切り拓く

    『メイド・イン京都』 藤岡陽子 著朝日新聞出版より発売中 藤岡陽子は「ものづくり」を大切にしている作家だ。たとえば『手のひらの音符』では、勤務先で服飾業界からの撤退を告げられたデザイナーが、自分の来し

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  • 1月号<br>朝日新聞東京本社科学医療部次長  勝田敏彦 Katsuda Toshihiko<br>自然界に斬り込む名刀、それが乱数

    1月号
    朝日新聞東京本社科学医療部次長  勝田敏彦 Katsuda Toshihiko
    自然界に斬り込む名刀、それが乱数

    『でたらめの科学 サイコロから量子コンピューターまで』朝日新書より発売中 この本のテーマは「でたらめ」である。 このタイトルで出すことが決まり、知人に連絡したところ、「おもしろそうなタイトルですね」と

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  • 1月号<br>島旅ライター 清水浩史 Shimizu Hiroshi<br>離島・秘島・無人島――人はなぜ、島に惹かれるのか

    1月号
    島旅ライター 清水浩史 Shimizu Hiroshi
    離島・秘島・無人島――人はなぜ、島に惹かれるのか

    『不思議な島旅 千年残したい日本の離島の風景』朝日新書より発売中 なぜ人は島を旅するのか――。という問いは、なかなか難しい。なぜなら島旅といっても、趣味嗜好は自然やレジャー、文化、食などと、個々人で異

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  • 12月号<br>納棺師 木村光希 Kimura Kouki<br>どう語られる人生か

    12月号
    納棺師 木村光希 Kimura Kouki
    どう語られる人生か

    『だれかの記憶に生きていく』朝日新聞出版より発売中 亡くなる直前、ひとは走馬灯を見ると言います。しかし、それがほんとうのことなのかどうかは、ぼくにはわかりません。ただ、納棺や葬儀といった別れの時間は、

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  • 12月号<br>作家 芦沢 央 Ashizawa You<br>自分を疑い、それでも書き続ける覚悟

    12月号
    作家 芦沢 央 Ashizawa You
    自分を疑い、それでも書き続ける覚悟

    『そして、海の泡になる』葉真中 顕 著朝日新聞出版より発売中 ここ数年、作品における「ご都合主義」というものについて考えている。 登場人物が物語の展開のため、あるいは著者の主張のために、本来なら取らな

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