兵庫県警本部(C)朝日新聞社
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風俗店に出ていた元女性警官の写真
風俗店に出ていた元女性警官の写真

 JR相生駅(兵庫県相生市)構内のトイレに実弾入りの拳銃と手錠を置き忘れたなどの理由で10月18日、停職1カ月の懲戒処分を受け、依願退職した27歳の兵庫県警鉄道警察隊の元巡査長だった女性には、とんでもない裏の顔があった。休日や夜勤明けの日に風俗店でアルバイトをしていたのだ。

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 セーラー服にミニスカート姿、やや茶髪にしたショートヘアで女子高生姿でアイドルのように微笑む女性。現職警官だった頃、大阪市中央区の風俗店のホームページに掲載されていた写真だ。

 ホームページでは、源氏名がK。21歳となっている。コスプレをメインにした、この風俗店に元女性警官が、勤務をはじめたのは、今年5月頃。店のプロフィールによれば、<胸元には真ん丸のDカップ スレンダーな体つきからは想像もできないほどのメリハリあるボディ><綺麗な曲線の身体からどんなコスプレを着てもバッチリ着こなせる><制服を着た姿はまるで女学生>とPRしている。

 そして自身のブログでは、まだ店に入ったばかりの5月16日付で、<今日やっとパネル撮影に行ってきました。いろんなポーズをたくさん撮ってもらってめちゃくちゃ緊張しました>と綴り、鍛えているという腹筋をアップにした写真を掲載している。

 入店して間もない5月27日付のブログには<今日は予約完売ありがとう>と早くも、売れっ子になっていることを明かしている。女性は風俗店での仕事を楽しんでいたようで6月24日付ブログでは<昨日は出張帰りで会いにきてくれてすっごく嬉しかったな~大好きな和菓子のお土産もいただいて>。

 6月29日付のブログには、<前回の出勤で差し入れてくれた素敵な方がおられました。ほんとにうれしかったな>と書いている。

 風俗店関係者は驚きを隠さず、こう語る。

「27歳と聞いて、本当かと思った。見た目は20歳そこそこ。セーラー服など、どのコスプレでもすごく似合う子で、人気があった。平日の勤務が多く、別の仕事もあると聞いていた。こういう業界なのに、体もしまって、礼儀の正しいし、何をやっているのかと思っていたが、まさか、警官だとは……」

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