注目ワード

リオ五輪   皇室   熱中症   高校野球   夏休み   SMAP

「ブロック」禁止 本塁クロスプレーに新ルール導入で東尾修「野球変わる」

このエントリーをはてなブックマークに追加
(更新 2016/2/13 07:00)

捕手を目指す野球少年のためにも、故障のリスクを減らすルール作りは大切だ(※イメージ)

捕手を目指す野球少年のためにも、故障のリスクを減らすルール作りは大切だ(※イメージ)

 西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、今季から変わる本塁での衝突を防ぐ新ルールで野球が変わるだろうとこう推測する。

*  *  *
 プロ野球では、今季から本塁での危険な衝突を防ぐ「コリジョン(衝突)ルール」が導入される。米大リーグは2014年に試験的に採り入れ、昨年から本格導入した。日本では1年遅れとなるが、捕手の故障リスクを考えると、反対意見は少ないのではないかな。

 分かりやすく言えば、捕手は、本塁ベースを隠す、いわゆる「ブロック」が禁じられる。走者は、捕手への体当たりが禁じられる。ともに悪質な場合は警告や退場処分が下される。アウト、セーフの判定が覆る可能性もあり、微妙な場合はリプレー映像で確認される。本塁上での格闘技的な要素は完全になくなるというわけだ。メディアでも、「好ブロック」といった表現がなくなるだろう。

 本塁上のクロスプレーは野球の醍醐味でもある。捕手がベースを隠していても、それをダイビングしながらかいくぐり、体をひねってタッチする。そうした走塁方法はもちろん、捕手が走者に体当たりされても衝撃を和らげる方法なども、必要な技術とされてきた。

 しかし、私も現役時代に目の当たりにしたが、体格に勝る外国人選手が全速力でタックルをしてきたら、捕手は恐怖を感じる。捕手を目指す野球少年のためにも、故障のリスクを減らすルール作りは大切だ。

 日本では昨年10月に宮崎であったフェニックス・リーグで試験的に導入されたが、規定に抵触するようなプレーはなかったそうだ。守る側にすれば、完全にアウトのタイミングなのに、ブロックしたせいで判定がセーフに覆ってはたまらないからね。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧


【関連記事】

   東尾修 をもっと見る
このエントリーをはてなブックマークに追加

スポーツ アクセスランキング

ソーシャルメディアでdot.をフォロー