2丁目には、こんな話もある。会員制の動画サイトで、同性愛者だということを事実上カミングアウトした槇原敬之(41)は、過去にある男性との同棲を報じられた。その報道によれば、お相手は東京・歌舞伎町にあるニューハーフのショーパブで働く男性だった。この男性はお世辞にもイケメンタイプではなかったので、音楽関係者が槇原に「どこがいいのか」と聞くと、槇原はこう答えたという。

「ルックスに惑わされないことが究極の愛なんじゃないかな。僕たちは純愛なんだ」

 数々のヒット曲を生み出したマッキー節の光る一言である。

「彼らは、自分のラブソングを聴いている人の多くが持つ『男と女の歌』というイメージを崩しちゃいけないジレンマがある。大ヒット映画の主題歌も歌った歌手のH・Kなどは、噂があっても決定的な話が漏れてこない。特に氷川はファン層がおば様だから、『男が好き』という噂でさえタブーなんです」(芸能記者)

 それでも、氷川ファンのニューハーフは声高に言う。

「ニューハーフはね、好きな人を女に取られるのが一番の屈辱なの。男に取られるほうがまだマシ。きよし君にはその心配がなさそうなところもいいのよ」

おば様ファンにはタブーでも、若様の2丁目人気はズンドコ上昇中です。

週刊朝日