先祖代々、子弟に同じ文字をつける「通字」という風習がある。真田家もその風習を守る家系の一つ。信之から14代目の真田幸俊氏は、その当主としての苦労についてこう語った。

子孫が語る秘話と秘宝「真田昌幸・幸村のため、徳川家に気を使い、名を幸→之に」の続きを読む