ryuchellりゅうちぇる)さんとpecoぺこ)さんが8月25日、夫婦関係を解消し、今後は「人生のパートナーとして暮らしていく」ことをそれぞれのインスタグラムで発表した。二人は2016年に結婚し、いまは4歳になる息子がいる。

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 婚姻解消をして何が変わったのか、なぜ公表したのか、そして4歳の息子にはどう接したのか。りゅうちぇるとぺこがAERAdot.のインタビューに思いを語った。

※【前編】「ryuchellが壊れかけていた」pecoが婚姻解消の経緯を吐露、はこちら

*  *  *

――婚姻を解消して、何か変わったことは?

りゅう 生活は変わっていないです。今も家族3人で暮らしています。

ぺこ りゅうちぇるが仕事から家に帰ってきてとか、その後、子どもと接して、翌日、一緒に朝ごはん食べてとか、そういうのは変わっていません。逆に、それを変えないために、選んだ道です。

 もし話し合いでずっとぶつかり続けていたら、違う道を選択することもあったかもしれない。それこそ一緒にいられないね、ということも可能性としてあったと思います。

 だけど、それは息子が悲しむことなので。息子が一番楽しくママとパパと一緒にいるということが、何よりも大事なことなので、色んなことのバランスを考慮してこうなりました。

――りゅうちぇるさんの今の気持ちは落ち着いている?

りゅう 以前とは全然違いますね。去年のような生活が続いていたら、最悪な状況になっていたと思います。

 てこ(ぺこ)に打ち明けたときは怖かったですが、いまとなっては打ち明けてよかったなと思います。

 変わらずにやっていけそうな家族の雰囲気もあって、皆さんからの励ましの声もあって、少しずつ元気になってきました。

――自分たちの新しい家族の形を社会に訴えたいわけではない?

ぺこ そういうわけでは一切ないです。

りゅう だけど、勇気を振り絞ってくれて、ありがとうという声をたくさんもらいました。

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吉崎洋夫

吉崎洋夫

1984年生まれ、東京都出身。早稲田大学院社会科学研究科修士課程修了。シンクタンク系のNPO法人を経て『週刊朝日』編集部に。2021年から『AERA dot.』記者として、政治・政策を中心に経済分野、事件・事故、自然災害など幅広いジャンルを取材している。

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「息子に誇りをもって話せることは、世間にも話したほうがいいと思った」