一連の“闇営業”問題で、反社会的勢力とのつながりを報じられた雨上がり決死隊の宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮がそろって、7月20日午後3時から都内で急遽会見を開いた。

【画像】闇営業騒動で需要が高まる「ホワイト芸人」たちの名前

(1)(2)(3)(4)(5)(6)に引き続き、会見の一問一答を掲載する。
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──写真週刊誌に金塊窃盗の被告との写真が掲載された記事についてさきほど否定していましたが、掲載されたことは宮迫さんにとって大きかったですよね。

宮迫:そうですね。

──さきほど説明していたように記事が事実無根であるなら、法的手段も考えていますか。

宮迫:今この状態でいうと、現状でそこまで考えられる精神状態ではないのもありますし。

──記事の内容と宮迫さんの説明が違いますが。4人のうちの1人と付き合いがあるとまで書かれています。

宮迫:訴訟ということを僕はしたことないので、それでもし家族にまた迷惑をかけるのではと考えてしまうのですが、あとのことはわかりませんが、現段階では考えていません。

──2回目の記事が決定的だったので、そこをちゃんと反論しないと活動は難しいのでは。

宮迫:そこも含めての会見で、もちろん謝罪会見がすべてなんですけども、そういう質問があることは想定していましたので、そこで身の潔白が晴らせるだろうと確証がありました。これだけ多くの方に伝わって、いろんな情報媒体がありますので。そこではっきりと自分の身の潔白を訴えて。これでもまだ疑っている方もいらっしゃるかもしれませんが、自信を持って証人の方も出てきてくれましたので、そこは自分の潔白は気づいてくれたであろうと思いますので、訴訟問題ということに関しては今は考えていません。

──詐欺グループが吉本興業のイベントのスポンサーをしていたというのは、どういう構造なのか。

宮迫:構造自体がはっきりわかるのは入江君で、そこの確証というのは正直得られていません。

──社長がすぐに謝罪会見をせず「静観」を選択した理由は。

宮迫:そこの会話を社長とはしていませんので。(質問は)会社はどういう判断なのかということですか?

──社長も静観ということを決めた。

宮迫:さきほど説明した「静観」のところの現場には、岡本社長はいません。

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吉本興業が謝罪会見を嫌がった理由