松岡茉優 (c)朝日新聞社
松岡茉優 (c)朝日新聞社

 4月に事務所を移籍していたことが明らかとなった松岡茉優(23)だが、仕事はすこぶる好調だ。映画『ちはやふる』やドラマ「コウノドリ」(TBS系)などこれまで数々のドラマやCMに出演してきたが、現在も引っ張りだこ状態。「日経エンタテインメント!」(日経BP)が発表する「タレントパワーランキング2018」でも、<急上昇TOP30>で19位にランクインした。

「まだ大きな映画の主演をこなしたわけではないですが、昨年公開の『勝手にふるえてろ』では極端に思い込みの激しいOLを熱演し、松岡の魅力を堪能できる作品に仕上がっていました。彼女は、現場でも謙虚で、演技の反応もよく、スタッフ受けもいい。かわいさと演技力が兼ね備わった若手として注目しています」(民放ドラマプロデューサー)

 5月に第71回カンヌ国際映画祭最高賞のパルムドールを獲得した是枝裕和監督の『万引き家族』にも出演し、その演技力が評価されたばかりだ。その関連イベントでも積極的なトークを披露して話題になっている。さらに同作では水着姿にも。その清楚で健康的なイメージとはうらはらに、かなりグラマラスな胸の谷間も披露している。

 すでに各所で自ら語っているが、もともとは妹が事務所からスカウトを受け、その面接のときに”ついでに”面接を受けたという彼女。それでも「おはスタ」(テレビ東京系)でおはガールとしてデビューし、映画や舞台などへの出演もこなしてきた。

「今でこそ活躍していますが、女優デビュー当初はなかなか芽がでなかった。彼女自身それに悩んでいたそうですが、ドラマ『鈴木先生』(2011年、テレビ東京系)や映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年公開)でその演技力が注目され、朝ドラ『あまちゃん』(2013年、NHK)で一般にも知られるようになった。それ以降は、毎クールどこかのドラマに出ているようなイメージですね」(同)

 また、若手の登竜門・おはガールとして活動してきた下地が生かされ、バラエティー方面でも熱烈な支持を受けている。

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CMでも「引く手あまた」