オーストリア建築家のフンデルトヴァッサー(Hundertwasser 1928-2008)の建築物は、曲線を多用し、直線を排除する。豊かな色彩でありながら、自然と共生するかのごとく建築物を配置する。

 母国オーストリアのウイーンはもちろんのこと、ドイツ、ニュージーランドなどにも彼の作品は存在している。そして日本にも。そのひとつは、大阪市環境局舞洲工場だ。ごみ処理場としてはカラフルで奇抜なデザインゆえに建設当時は賛否があったが、今では大阪の代表的な建築のひとつとなっている。

 そのフンデルトヴァッサーが、自身の理想の形を大地に表現した温泉施設がオーストリアに存在する。ここではその温泉施設「ログナー・バード・ブルマウ」の様子を写真でご紹介する。

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